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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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主役登場-4

その時だった。
「おい、いらっしゃったぞ。」
拓海が4人に向かって大声を出した。
4人の動きが一斉に止まった。
「オレが出迎える。お前たちもすぐに準備しろ。」
拓海が慌てて駆け出した。

(どうしたのかしら。これからっていう時に…。)
戸惑う香澄の耳に達也の声が聞こえた。
「どうせならもう少し遅く来てくれればいいのにな。
 オレたちも、もう少し味わいたかったぜ。」
「ああ。これじゃあ、また、失神したこいつを抱かされることになるな。」
和夫がそれに同意している。

茂樹はそんな二人を咎めると、慌てて地面に散らかった自分の服をかき集めていた。
「おい。お前たちも、その格好じゃまずいだろ。」
茂樹に促され、和夫も達也も、自分の服を探し、身に着けた。

少しして、二人の、体格のいい男が現れた。
さっきまでリーダー格を演じていた拓海が、腰を低くして二人を案内している。
(あれがこの子たちのボス?本当に、いたんだわ…。)

「ボス。あれが例の女です。」
拓海が二人に香澄を紹介している。
4人は慌てて一列に並び、ボスたちに頭を下げている。
もとより滑り台に縛り付けられたままの香澄には何もしようはなかったが、
それでも挨拶しなければ?と思わせるほどの存在感が2人の男たちにはあった。

二人の男たちは香澄のすぐそばまで来ると、香澄の身体を隅々まで見まわした後、
香澄の顔をじっと見つめた。
「どうです?なかなかの女でしょ?」
拓海が二人のご機嫌を取るように言った。
「なるほどな。身体のラインも崩れていないし、なかなか魅力的な身体だ。
 しかも、そこそこの美人。
 で、あっちの方はどうなんだ?」
「それが、なかなかの名器のようで。
 中の締め付けだけじゃなく、くねりと言うか絡みつくと言うか…。」
「じゃあ、若い奴らじゃひとたまりもなかっただろ?えっ、和夫。」
「あ、はい、いや、その、はい。凄かったです。」
「そうか。じゃあ、今からオレたちがお前の仇を打ってやる。」
「ああ。そこでじっくりと見ている。
 ああそうだ。ところで準備の方はまだなんだったな?」
「あ、はい。こいつが、あ、香澄っていうんですが。
 準備万端でお待ちしようと思っていたんですが、
 香澄がお二人が来てからと言いまして。」
「そうか。じゃあ、準備の様子もじっくり見せてもらうことにしよう。」
「ああ。ここなら汚れたところで後始末の必要もないし、
 第一、野外じゃ匂いも気になりませんからね。」
「ああ、そういうことだ。
 おい、香澄、と言ったな。」
「……」
当然と言えば当然だが、香澄は何も答えなかった。
「なるほど。美人で気の強い女。ますます気に入ったぜ。
 おい、今からアナルセックスの準備だ。
 まずは何から始める?えっ?香澄さんよ。」
「……。」
「ほう。だんまりか。じゃあ、今のままのアナルにぶち込んで、
 お前の身体をクソまみれにしてやろうか?えっ?それならそれでもいいんだぜ?」
「ボス。実は、香澄の旦那と通話がつながってます。しかも、ビデオ通話で。」
「ビデオ通話で旦那が見てる?何だ、そりゃ。」
「いや、香澄が家の者に連絡をして、無事だけは知らせたいというので…。
 で、その後、香澄をレイプしている様子をビデオ通話で旦那に見せたら、
 このままずっと見ていたいというもので…。」
「ほ〜。変わった夫婦、二人そろっての変態夫婦、ってことか。」
「はい。どうもそのようです。」
「そうか。おい、香澄、旦那が見ているんじゃそう乱暴なことも出来ねえなあ。
 だとすれば、お前が素直にオレたちの言うことに従ってくれないとな。
 ほら、自助・共助・公助だ。
 互いに力を合わせて助け合わねえとなあ。」

白濁した液が、黙ったままの香澄の頬から胸へと流れていく。
そして股間からも太ももを伝って地面へと垂れていった。

石原たちが来てから、香澄はまだ一度も口を開かなかった。
(この二人、誰かに似ている。と言うよりも、どこかで会ったような気がするわ。
 もしかしたら知り合い?それとも、テレビか何かで見たのかしら。)

香澄が何も言わないのにしびれを切らしたのか、大門が拓海に言った。
「おい、この女の亭主っていうやつと話させろ。」
「あ、はい。どうぞ。通話はつながったままです。」
大門はスマフォを受け取ると、カメラを香澄に向けたまま話し始めた。
「おい、香澄の旦那さんよ。あんたも相当の好きものみたいだが、
 まだ死体を抱いたことはないんだろ?」
「……。」
「おい、聞こえているなら返事くらいしろや。」
「声は聞こえています。」
「声は聞こえているが話は聞いていないって事かい?」
「わたしが聞きたいのは香澄の声だけですから。」
「なるほどな。オレとは話したくないってことか。 
 じゃあ、何も答えなくても構わない。香澄に答えさせるさ。
 お前はそこで黙って聞いてろ。自分のペニスをしっかり扱きながらな。」

大門は香澄の方に向き直り、香澄に話しかけた。
「おい。お前の旦那もかなりの変わりもんだな。
 死体を抱いたことがあるかって聞いたら、お前の声しか聞きたくないと答えやがった。
 で、お前に直接聞くことにしたんだが……。
 お前は、死体になって旦那と会うのがいいか、生きたまま会うのがいいか、
 どっちだ?」
「……。」
「なんだ、お前もだんまりか。全く面倒くさい夫婦だぜ。
 仕方ねえな。じゃあ、身体にしゃべってもらうか。」
大門はそう言うと香澄の身体に近づき、みぞおちの辺りにパンチを入れようとした。

「待て!」


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