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主婦美紀の生活
【熟女/人妻 官能小説】

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ある木曜日-2

「綺麗・・・」
私はしばらく舞台を見てるといつの間にか踊り子さんの舞台の様子に惹かれ、踊る姿を凝視し、羨望と少し嫉妬を感じながら思わず、声を漏らしていた…

天井からミラーボールがキラキラ輝き、照明が踊り子さんを怪しく照らす。
踊り子さんが着ていたと思われる透け透けの衣装が床に乱雑に置かれ、それがイヤらしく異彩を放つ。

踊り子さんをよく見ると、私よりかなり年上で、髪はショートカットで、頭に羽飾りのような物を付け、既に露になっているバストは垂れている。それでも肉付きが良く、スタイルも良い。

私は思わず生唾を飲み込み、もし私が出たらどうなるだろう…そう考えずにはいられなかった…

劇場の様子を見てみると舞台は狭く、観客席との距離も近い。
40人もお客さんが入れば一杯になりそうだった。
暗くてよく見えなかったけどお客さんは5、6人しか居ないような中、妖艶に踊り続けた。

「ババァ、さっさと脱いで股開け!」
「こっちは金払ってるんだぞぉ」
「お黙り!」

観客と踊り子が言い争うような声がしてびっくりして見てみるけど、言った観客だけじゃなく、言い返す踊り子も何だか楽しんで居るようだった。

“楽しそう…私も出ようかしら…まだかしら…”
いつに間にか出てみたいと思っている私がいた…。


「ハァ、今日もほとんど常連しか入ってないか・・・お姐さん今日は頼んだよ」
後ろから声がして振り返ると支配人が困った顔をしている。

「はぁ…でも小夜子嬢さんのようにできないかも知れません…」
もう出る気で答える私がいる…

「それはいいんだよ。盛り上げてくれればいいから。盛り上げ方は思うようにすればいいからさ」
軽く言ってくる支配人に困惑してると

「そうだ!…ステージに上がるんだから源氏名を付けなきゃいけねえが、何にしようか?」
「そう言われても…」
「お姐さん、名前は何?」
「え?…美紀ですけど…」
「美紀姐さんか。でもさすがに本名はまずいからな。じゃ、こうしよう。姐さんは昔のアイドルに似てるから桃子さん、モモ姐さんにしよう」
「はい…モモですか…わかりました…でも…結構ヤジとかが怖くないですか…」

それだけが気がかりで、支配人に聞いてみると

「あはは!大丈夫大丈夫!モモ嬢、基本お客が公演中ヤジを入れる事は無いから安心して良いよ。」
「え?そうなんですか?でもこの踊り子さんは…」
「小夜子嬢だからだよ。お客と小夜子嬢とは顔馴染みでねぇ、こんなやり取りしながら、お互い楽しんでるんだよ」
「そうなんですか…」

気軽なやりとりをする小夜子さんに嫉妬心を抱く私は支配人と踊り子さんの踊る姿を、目を輝かせながらジィと見つめて居ました。


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