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主婦美紀の生活
【熟女/人妻 官能小説】

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ある木曜日-1



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このお話は鳳凰先生の天狗の面という作品にインスパイアされたものです。鳳凰先生、ありがとうございます。
※※


「待ってたよ。さぁ、入って入って!お客さん、もう何人かもう来てるから急いでよ」
「え?何です?どういうことですか?」
「どうもこうも何も、もう旦那にお金払ってるんだからさっさとしてくれよ。こっちも商売なんだから」
「お金?旦那?うちの主人にですか?もしかしてうちの社長?…でも…人違いじゃ…」
「社長でもなんでもいいよ。そうだよ。人違いも何も170cmのブルーのスーツ着た女って言ったらここいらじゃそうはいねえよ。あんただよ。聞いてたより細いし、若いけどちょうどいいや。さぁこっちだ!」

ここはとある温泉地で私は仕事のお使いで荷物を運び、思ったより早く終わって温泉街をぶらぶらしていた。
歩いていると小太りの60歳くらいのおじさんに声をかけられ、人違いだと言っているのに強引に劇場のような建物に連れ込まれていった。

話を聞くとおじさんはこの劇場の支配人で、ここはストリップ劇場だった。
驚いている私をよそに、支配人が言うには、旦那…多分社長だと思うけど…が事前に支配人と話して私をステージに上げる約束をしていたらしく、もうお金も受け取っているらしかった。

“まったく社長ったら…どう言うつもりかしら…”
戸惑ってる私の気持ちを支配人は知る由もなく…

「あんたもいきなりこんなこと言われて困るのもわかるけどこっちも困ってるんだ。客だって新人が来るって言って集めてるんだから頼むよ」
頼み込む支配人は困りはてる私を見ないように続け、
「はじめてだからうまくできなくてもいいからとにかく、適当に着てる服を脱いでいけばいいんだからさ。今出てる小夜子嬢を見てくれれば大体がわかるから。頼むよ」
「でも…」
「さっと出てさっとやってそれでお終い。簡単だろ?この楽屋にある衣装は適当に使ってくれていいから。頼んだよ。そろそろ小夜子嬢の方見てくるから。準備が出来たら声をかけて」

支配人はそう言って出ていったかと思うと、すぐに戻ってきて「一応今回だけかも知れないけど小夜子嬢にはちゃんと挨拶しておくように」

「はぁ…わかりました」何だか、強引に受けさせられてしまったよう…

でも時間がないと言っているので私はまずは小夜子嬢さんの踊りを見ようと幕の袖に向かうと疎らながらも何人かお客さんがいるようでその反対のステージには厚化粧をしているとはいえ、どう見ても60歳を超えていそうな女性が躍っていた。


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