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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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卒業式-2

卒業式の当日は、来賓が多く生徒の為と言うより、学院の式典と言う感じがした。
そうなると、生徒として目立つのは、元生徒会長と副会長の由美子だ

会長は人前で話す事に慣れている、短く要領よく話し挨拶を終わらせた。

生徒代表として由美子が挨拶したが、由美子も話が上手い、
父兄や生徒の涙を誘う話を混ぜながら学院でやり残した事を、今度出来る進路センターに勤めて
後輩の為、学院の為に精進すると宣言した

今日の式に大ホールに参加する生徒は、1、2年生とも一般学生が多い前回は運動系部活の
後輩が多かったが、今回は文科系部活と芸術系部活そして一般の生徒だ退場して大ホールを
出ると、生徒同士が話している所に後輩が混ざり、父兄が混ざる由美子の周りには、女子の
後輩から「おめでとうございます」と声が掛かる本当に凄い人気だッ

由美子を見つけて母親と話していると、後輩の女子全員が
「由美子さんと似ていてお姉さんも凄くキレイだ」とみんな言った
母親はそれが気分良くて中々由美子から離れず側に居たが、ルミが由美子を見つけて近づき
母親に「お母様ッお久しぶりです(笑)」挨拶したため、知らなかった後輩が大騒ぎした
お茶目な母親も、由美子の騒ぎは大きくなると知っているので直ぐに引き上げて行った

「由美子さますいません」ルミは悪い事をしたと思って言ったが
「丁度良いタイミングよッ」気分良く帰るでしょ(笑)

それから暫く学院内の女子生徒の間では、由美子にはキレイな姉がいると言う噂と母親が
凄く若く姉の様だと言う2つの話で盛り上がっていた、由美子は変な話になると困ると
ルミに言って母親だと情報を流させたが、暫くその話題で盛り上がっていた。

卒業しても学院内に残っている由美子を見かける事があるので、話が中々消えることはなかった

4月に入り由美子は制服を変えたが、新任のエロ女教師が歩いているようにしか見えなかった、事務員とアドバイザーの3人が同じ制服を着ているので新1年からすると全員が若い
女教師だと思っていた、1年生の間では早くも由美子は、女教師の1番人気となっていた。

部活に所属する1年が増えると、あの女教師が元生徒会副会長の由美子だと知る事になり
今は、進路センターの副社長だと判り、エロ女教師の噂話は自然に消えて行った。


   ・・・新年度 4月中旬・・・


新入生も1週間2週間と時間が経てば、学院に慣れてくる色々と知ってくると勘違いして
問題を起こす生徒も出てくる、部活連か風紀委員会が対応する事で、問題の解決を図る
その問題、問題児に対応できない時に生徒会が対応する。生徒会のトラブル対応責任者は
副会長が行う、副会長の指示のもと対応するが、それは学院内の部活連、
風紀委員会では対応不能の表の問題解決の場合だ、その問題解決をサポートするのが
もう一人の副会長以下書記・会計となるこれが普通の学院生トラブル解決の流れだ

その為、新入生の学院内において生徒会、特に表の顔、榎本副会長は恐れられる
そして生徒会会長の前職が前年度の副会長と知り、会長が出て来るようなトラブルを
起こせばどうなるかと、学院生は恐怖するのだ、それが生徒会が怖いと思われるシステムだ

しかし学院内での生徒会の権力や影響が膨大だと言われる説明には少し弱い気がする
新入生が1年、2年と学院の生活を続けていて段々と知る事、解る事もある。
生徒と生徒・生徒と教師・教師と教師の対立や揉め事も普通に学院内には存在する
その全ての問題解決に最後は生徒会が関わっているという事。

学院長や教頭も問題解決に会長を訪ねているそうだ、時々理事会の理事やPTA会の役員も
会長を訪ねる、生徒会が特に会長の影響力が学院の内外にあることが、解ってくるのである

これは学院生が3年間通うと自然に知って行くことである

ここから先は、一部の学院生や教師たちが知る事だが、この学院の全ての問題を解決へと
導いている者が、もう一人の副会長であると、知る者は少ない現在は野々村由紀副会長である
彼女の本当の力を知る者は、相当に学院内の内部を知っている者と言って良いだろう
その彼女の仕事をサポートするのが、手足となって動く実働部隊、奴隷倶楽部と呼ばれる
倶楽部の存在だ、メンバーも人数も判らないが学院内の事情通の噂話レベルの伝説だ

ここまで知っていて卒業していく学院生は、生徒会役員か部活連会頭・風紀委員長、位だろう

その歴代生徒会のメンバーの中で、昨年度まで会長であった会長が、学院の長い歴史の中で
歴代1位の生徒会長と言われている。
二年生から会長を務め、学院内外の影響力を広めた人だ、そしてその時に影の存在として
動いたのが、松本由美子副会長である。

その会長が卒業して、今学院内の敷地に建設中の進路相談センターの責任者が会長なのだ


ここまで、全ての話を見て知っている者なら、誰の存在が大きく影響力を持っているか
お分かりであろう。
これから読む方も彼女の仕事ぶりを知れば、お解り頂けると思う。



それでは、彼女の伝説級の仕事ぶりを覗いて見よう


   ・・・奴隷倶楽部 学生編・・・

〜完〜


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