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あなよろし 2
【ロリ 官能小説】

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あなよろし 2-7

「今、イッたじゃん。たいしたもんだ、初めてのアナルスティックでイケるなんて。……ゲームだと『パンパカパーン♪ ほたるは イキ を えとくした』って感じ?」
さゆりがふざけていますが、
「イッたんだ…………」
普段、ネットで性の文献を読みあさる私は、ここで分析しました。
『普通のセックスの場合、エクスタシーに達すると膣がキューッと締まるらしいけれど、アナルも、快感が臨界点に達すると同じように締まるんだ……。肛門括約筋が収縮するんだ』
すると、分析を中断するように、スティックがまた動き始めます。
「ええ? またぁ?」
「ほたるぅ、せっかくアナルが熟してるんだから、もっと楽しまなきゃダメ」
「熟してる?」
「愛撫を受けて感じやすくなってるってこと」
“ アナルトレーニング ”のインストラクターはスティックをズリズリズリズリ出し入れします。快感がまた芽吹き、スティックの動きにともない「甘さ」が濃厚になってきます。そして、また、前触れもなく肛門が、キューッと締まりました。私が意識して締めているわけではなく、アナルの筋肉自体が「ああ、もうだめっ」という具合に身を縮めるのです。その瞬間が、たまらなく気持ちよくて……。
 その夜、私はもう一回イッて、合計三回のアナルエクスタシーを達成し、ようやくさゆりの魔の手から解放されたのでした。下着をはく前に、さゆりが肛門に軟膏を塗ってくれました。
「塗っておかないと、明日またトレーニングする時に痛いからね」
「え? 明日もやるの?」
「もちろんよ」

 翌日は土曜日で学校が休みでした。夜の “ アナルトレーニング ” の前に、街でもいかがわしい地区にあるアダルトショップ、そこへさゆりは私を連れて行きました。店に入る前、私たちは若い男の二人連れにナンパされました。玲瓏な美少女のさゆり(中身は時々エロオヤジ)と可愛さはじける私(中身は隠れエロおたく)です。ナンパされないわけがありません。でも、さゆりはキッパリとはねつけ、それでもしつこく誘われると、スマホの撃退アラームを発動させて追っ払ってしまいました。この強気なところが、さゆりの処女(前のほうの穴の)を守っているのでしょう。おかげで私も助かりました。
 さて、アダルトショップへ入ります。普段はむさ苦しい男性客しかいない店内に闖入したうら若き乙女二人。客や店員の男性はちょっと驚いています。私はモジモジしていましたが、さゆりは例のとおり平気の平左です。大人のオモチャコーナーでアナル玩具を物色し、色々迷った末、二種類買って店を出ました。
 そして夜。私は昨夜よりも一回り太いアナルスティックを経験することになりました。その前にウンコを掻き出され、腸内を空っぽにすると同時に直腸を「気持ちよくなるアイドリング状態」にさせられます。
 ウンコを掻き出されてる最中、けっこう時間がかかるので、また私たちはダベります。
「ほたる、今朝、アナル痛くなかった?」
「うーん……、何ともなかったよ」
「おお、強靱なアナルの持ち主だね」
「強靱?」
「初めてのアナルスティック経験者は、普通はちょっと痛くなるものなんだけどね。やっぱりほたるは向いてるんだよ、アナルセックスに」
「……そうかなあ」
じゃべっている間も、さゆりは固めのウンコをほじくり出してはレジ袋に入れていきます。
「ねえ、さゆり。私、今日ちょっと調べたんだけど、花札の “ あのよろし ” ね」
「うん」
「“ あかよろし ” ってのが正しい読み方だって言ってたよね。その言葉の意味知ってる?」
「うーん、昔、おじいちゃんに教わったような気がするけど……忘れた」
「“ あかよろし ” は『明らかに素晴らしい』→『まことに素晴らしい』という意味らしいよ」
「おお、さすが、表向きは古典オタクのほたるさん」
「なあに? 表向きはって……。でも、“ あのよろし ” のほうが一般的な読みかた」
「うん」
「さゆりの場合だと “ あのよろし ” というよりも “ あなよろし ” がふさわしいよね。うしろの穴が、めっちゃ感じる人だから」
「ああそれ、おじいちゃんも言ってたような気がする………って、うしろの穴が感じるのは、ほたる、あんただって同類だからね」
「私はまだまだ、さゆりほど溺れていませんよー」
「なんだとー」
さゆりの指使いが激しくなり、私は自然便をもよおしてそれを宣言し、柔らかいウンコをブリリリッと出しました。アナルトレーナーがティッシュで処理します。
「ねえ、さゆり。私、今日もうひとつ調べたんだけど……」
「なあに?」
「さゆりのアナルセックスでのイキかただけどさ」
「うん」
「あれって、アナルだけで感じているのかな?」
「アナルで感じてるでしょ」
「うん、アナルで感じてるのは確かだよね。でも、それだけなのかなあって……」
「何を言いたいの?」
「……推測だけどね」
「うん」
「さゆり、あんた、ポルチオエクスタシーも味わっているのかもしれないよ」
「ポルチオ? 何それ?」
「子宮の一部分のこと」
「子宮?……」
「普通のセックスでは、女性はクリトリスやGスポットで感じるけれど、ポルチオを刺激されることでも感じるらしいの」
「ふーん。でも、あたし、子宮を刺激されたことなんてないよ。前の穴は処女だもの」
「普通だとオマンコにペニスを挿入されてポルチオが刺激されるけどさあ、さゆりの場合は間接的に刺激されていると思うんだ」
「間接的?」
「アナルの奥のほうは薄い肉を隔てて子宮と隣り合わせなの。で、アナルセックスで奥をつっつかれるとさあ」
「うん」
「振動が子宮にも伝わって、ポルチオエクスタシーが生じているんじゃないかなあって思うわけ」
「……よく分からん」


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