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あなよろし 2
【ロリ 官能小説】

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あなよろし 2-10

「う……あ……、す、凄い…………凄い…………す……ご………………」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
直腸内、いいえ、下腹部全体が、もう、快味の坩堝(るつぼ)。
『ああ、アナルを満たしているこのペニスさえあれば、もうなんにもいらない!』
かつて、さゆりが口にした言葉が、まざまざと脳裏によみがえります。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
四度目のアクメがもう目前。深く味わおうと尻が勝手に突き出ます。
 そして、スパーク!
 誰かの絶叫。たぶん、私の……。
 肛門括約筋がギリリッと怒張に噛みつき、歯形を残します。
 突然、直腸の奥に熱い噴射を覚え、女の直感で、それが射精だと気づきます。
『ああ……、おじいさんも気持ちよくなってるんだ……』
アクメの最中、嬉しさが込み上げます。
 そして、射精の余韻をアナル深部で感じながら、四肢の力が抜け、ベッドにぐったりと沈み込みました……。

 私、姫川ほたるは、市立第三中学校に通っています。もう三年生になります。一度クラス替えがありましたが、悪友である美吉野さゆりは今も隣の席で前髪をいじっています。
 私は二年前に、この悪友の手引きでアナルセックスの世界に引きずり込まれました。それはもう、物凄い世界でした。
 で、その後どうしているか、ということは…………秘密です。
 でも、ヒントだけは残しておきましょうね。
 三年生になって、私の好きな万葉集が教科書にようやく載るようになりました。課題として生徒たちも一首詠むように言われましたが、適当に作って提出しておきました。でも、密かに詠んだ和歌が私のパソコンに保存されています。その一首がヒントです。

   あなよろし 穴はいろいろ 備われど げに肛交は よろしかるべし

(お わ り)


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