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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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奪還-2

2人はエロ話を暫く続けた後、若菜は話をひと段落させた所で切り出した。
「じゃあ着いたばかりで悪いんだけど、捜査について打ち合わせをするから出てくれる?」
「分かりました。」
若菜が第6会議室に向かう後について行く杉山。極秘に近い会議の為、こじんまりとした会議室を選んだ。会議室に入ると刑事部長の渡嘉敷、捜査一課長の茂山大輝、そして吉川と彩香がいた。杉山が席に座ると若菜が早速議題に入る。

「急にごめんなさい。昨日起こった事は既に伝えてある通りです。非常に残念な事態になりました。」
そう言うや否や刑事部の渡嘉敷が立ち上がり若菜に謝罪した。
「総監、今回は刑事部がとんでもない実態を犯し申し訳ない。」
深々と頭を下げる。
「渡嘉敷部長だけのせいではないので頭を上げてください。私にも責任はあります。私は責任の追及を今するつもりはありません。まずは逃げた清水、沼田を探し出し身柄を確保する事に尽力するつもりです。どうぞお座り下さい。」
渡嘉敷は申し訳なさそうに再び一例して椅子に座る。そして副総監、片山にまつわる疑惑などを説明した。

「この一連の事件は、木田康介と高島謙也の目立対横芝の因縁対決が根本的な原因だと考えてます。まだ片山副総監と長山晋と横芝の関係性は見えてませんが、警察施設への物品納入状況を考えれば、それを握ってる副総監が意図的に目立からの仕入れを減らして横芝からの仕入れを増やしている可能性が高い。さらに昔、総監確実とされていた長山晋を指し抜いて総監になった木田康介への恨みから、副総監が目立に復讐をする理由はある。目立対横芝、それがこの事件の重要なキーワードだと睨んでます。そして今回の麻薬流用事件。それを主導したのが目立側の人間なのか横芝側の人間なのかによっても事件の様相はガラッと変わる事でしょう。一見横芝は坂下裕之の略奪婚以外はクリーンなイメージがあり、目立の木田や高島は金と欲に塗れた印象がありますが、決めつけは危険です。どちらが麻薬流用したか、それをまず見極める為にも逃走した清水と沼田、竹中の身柄確保を急ぐとともに、奴らに薬漬けにされ軟禁されているであろう5人の元女性職員の保護も急ぎます。」
渡嘉敷ら頷きながら若菜の話を聞いていた。


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