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新任女教師 芳田倫子の日常
【教師 官能小説】

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新任女教師 芳田倫子の悩み-1

「どうだい?今から……。」

廊下ですれ違いざま、芳田倫子は槍杉に声をかけられた。
倫子が返事を渋っていると、建男は辺りを何度も見回した。
そして人目がないことを確認すると倫子の手を取り階段の踊り場へと導いた。

倫子のあごに手をやり、いきなりその唇を奪う。
倫子は一瞬顔を背けたが、建男の舌先が素早く倫子の口に侵入し、
直ぐに唾液を送り込んできた。

倫子は建男の背中に腕を回し、建男に自分の胸を押し付ける。
そして建男の唾液をジュルジュルと吸い込み、
わざと建男に聞かせるようにグチュグチュと音をさせて混ぜ合わせてから飲み込んだ。

建男の手が倫子のブラウスの上から胸を撫で、ブラウスの隙間に手を入れてくる。
それだけでは収まらずに、さらに既に硬くなっている自分の股間を押し付けてきた。
この勢いならば建男は踊り場での本番行為さえしかねなかった。

誰かに見られるスリルという点では踊り場でのセックスは魅力的ではあったが、
いつ誰かが下の廊下を通らないとも限らない。

放課後の校舎内、しかも階段の踊り場で。
教師同士がセックスをしている現場を至近距離から生徒に目撃されるのは、
さすがにまずいと思った倫子は仕方なく、目で建男を屋上へと促した。

建男はすぐに理解して倫子の背後に回り、
両手をブラウスの中に忍び込ませながら階段を上る。
そして屋上へと続くドアのかぎを開け、一応辺りを確認してから屋上へ出た。

片手で倫子の乳房を揉んだまま、屋上を取り囲むフェンスへと近づいていく。
屋上のフェンスはコンクリートの立ち上がりが胸の辺りまでで、
その上には鉄製の柵が設置されていた。
少し身を乗り出せば屋上からは校庭の隅々までが見渡せたが、
おそらく下からは頭くらいしか見えないだろう。


その絶妙なフェンスと柵の高さも、建男のアイデアによるものだった。


屋上に連れてこられ、フェンス際に立った女子からは、
校庭のすべてを見渡すことができる。
下から見上げた時には角度の関係で、頭しか見られないのだが、
人間の心理は不思議なもので、
相手にも、自分が見えているように見えていると思い込むものなのだ。

(わたしからはみんなが見える。みんなからもわたしは見られているのだ。)
そうした心理が女子たちに異常なまでの恥ずかしさとある種の興奮を生む。

そもそも、なにをされるかがわかって屋上に上がってきた女子たちは、
少なからず建男とのセックスに期待をしているのだ。
(女子たちの憧れの建男とセックスしているところを、
 もしかしたらみんなに目撃されるかもしれない。
 わたしはみんなからうらやましがられるだろう。)
そう思っただけで腰に力が入らなくなる女子もいたほどだった。


建男は倫子の身体をそのままをフェンスに押し付ける。
放課後の校庭では部活動をしている生徒たちの姿があった。

「残念ながらサッカー部も野球部も、グラウンドの方で練習らしいね。
 君のクラスの子どもたちの姿はないようだ。」
そう言うなり、倫子のスカートをいきなりまくる上げると、
一気にパンティーを脱がせ前戯もなしにいきなり挿入してくる。

確かに校庭で練習しているのは女子ソフトボールと陸上部だった。
サッカー部のコートも野球部のグラウンドも校舎から少し離れた敷地にある。
反対側のフェンスからでないと、そのグラウンドは見えなかった。

野球部もサッカー部も、時々ロードワークで校庭を使うこともあったが、
今日はその姿はない。
建男の言うように、倫子のクラスの生徒はいないと思うが、
それでも校庭から屋上までの距離は20メートルもないのだ。
4,50人はいるだろう、生徒たちの誰かがこちらを見ていないとも限らなかった。

「ねえ、誰かに見られたら大変なことになるでしょ。」
倫子は自分でそう口にした瞬間、全身から力が抜けた。
(そうだ。こんな状況を生徒の誰かが見るかもしれない。)

そう思った瞬間に、倫子の身体の奥の方から妖しい欲望が愛液とともに溢れ出た。

本当のことを言えば、倫子自身、
こうして誰かに見られるかもしれないスリルを味わいながらのセックスは堪らなかった。

「なんだ。嫌がっていたわりにはグジョグジョじゃないか。」
建男に言われ、倫子はハッとした。
建男のペニスの一撃を受けただけで倫子の身体は敏感に反応し、
太股の辺りにはすでに自分の愛液が伝わり落ちようとしていた。

「あれ?あそこでスケッチをしているのは君のクラスの生徒じゃないか?」
建男が指さす方向を見ると、確かに美術部の男女が校庭の端の方からこちらを向いて、
イーゼルを立ててスケッチをしていた。

倫子は文化祭に出展する作品を運動部の練習風景にしたいと言ってきた、
2人の部員のことを思い出した。

彼女たちの位置からすれば、その視線の延長線上には屋上にいる自分たちがあるはずだ。
もちろん、彼女たちの対象は目の前で動いている生徒たちだろう。
あの位置からわざわざ校舎を描くような部員はいないはずだ。

けれど、何かの拍子に少し視線を上げれば、
100%、わたしと目を合わせることになる。
校庭の端から校舎までは50メートル程度だろうか。
それでも誰かぐらいは識別できるはずだ。

倫子の興奮は一気に高まった。


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