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ほしかったおもちゃ。
【その他 官能小説】

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おかいもの-1


ファミレスに入ると彼女は先に座っていた。
不思議と危険な気配もなく、むしろ昼休みに買ったゲームを家に帰って遊ぶ…そんな気分になっていた。
ただ…胸の高鳴りは比較にならないけれど。

「お待たせ。待った〜?」
白々しいかな?そう声をかけると少しだけおびえたような目がこちらに向いた。
コーヒーを注文し会話もなく頬杖ついてじっと見つめていた。
スマホを取り出して…

”トイレでパンツ脱いでおいで。”

スマホが鳴ったのを気にしたのか彼女はボクを少し見る。

「気にしないで見るといいよ。」
そういうと彼女はスマホを取り出し確認した。
困ったような表情してるからさらにLINEを送る。

”ボク今日カイロもってきてなくて寒いんだ〜。”

悪戯そうに笑ってそう送る。
彼女がスマホを確認すると…
「トイレ行ってきます。カバンよろしくお願いしますね。」
あえてかばんを残してトイレに行く。
そのままコーヒーが来たので香りを楽しんでいると一般的なスーツルックの彼女が戻ってきた。

「これ、かばんに入れておいてください。」
そっと布切れを差し出してくる。
確認するまでもなくパンツだろう。
そのまま自分のスーツのポケットにしまう。

コーヒーを飲みながら目の前の彼女をまたじっくり眺める。
結構年上に見えるけれど仕事帰り。それなりに身だしなみは整えられている。
胸に目をやる…。やはりちょっと大きめなのかと思いつつ。
ファミレスで特に会話もなくただただ眼で彼女を眺める。
コーヒーを飲み終えてファミレスを出る。
並んで歩くが会話はない。
繁華街にある「おもちゃ屋」に足を運ぶ。
そのまま並んで入り並べられている「おもちゃ」を見る。

「どれが面白そうかな…?」
うつむいている彼女に尋ねるが返事はない。
シンプルなものが一番だろう。とローターを買い店を出る。
人気のない公園の多目的トイレに連れ込むとまたおびえたような表情をする彼女。
とりあえず無理やり襲うふりをしきつく抱きしめ胸を乱暴に揉む。
ドキドキ感がたまらない。
でも…ここで襲う気はもともとなく、胸の感触だけ味わいたいと思った。
程よく胸を揉んだら何事もなかったかのように購入したローターに電池をセット。
なぜか濡れているストッキングの中に割れ目に添わせるようにローターをセット。
一番弱い状態でコントローラもウエストのあたりに挟み込む。

「ねぇ、帰ろう。君の家に。」
そういうとまた全身をビクンっとさせてか弱い声で…
「これじゃぁ…歩けません…。」
そのまま強引にトイレから出て手をつないで繁華街を歩く。
ところどころで少し立ち止まる彼女。
その都度…
「具合でも悪いのかい?」
「大丈夫かい?」
「電車…間に合わなくなっちゃうよ?」
と耳元で囁く。

そのまままだ少し混んでいる電車に乗り時々震える彼女と彼女の表情を見ながら…
ちょっとした快感を覚えてしまう。。。

自宅の駅に降りるとさすがに人気はなく…
昨日の興奮を思い出すも…
またきつく抱きしめて今度は唇を奪う。
抵抗なく舌を絡めてくる…。
こうしてまともに抱きしめて舌を絡ませあうなんてのは初めてだけにこれもまた恍惚と…。
吐息のようなものを少し吐きながらまだ身震いしてる彼女。
ローターのコントローラを最大まで上げる。
モーターの音が一気に上がり誰もいない無人の駅舎に響く。

「こ…これは無…無理…」
膝ががくがくして立つのがやっとな彼女だけどそのまま腰を抱き寄せながら歩く。
彼女の部屋までは歩いて15分。
どのくらいの時間がたったのだろう?
部屋にたどり着くころにはローターはいつの間にか電池が切れていた。
部屋に上がり込もうとすると…

「ちょ…ちょっとだけ待ってもらえますか?」
震えるような上目遣いで彼女は言葉を発した。
「待たない。早くはいろう?」
仕方なさそうにドアを開けて部屋に入ろうとすると彼女は靴と一緒におもちゃを取り出してストッキングを脱ぐ。
女子は玄関でストッキング脱ぐのか…と思いストッキングを手に取ると濡れた雑巾のようにびしょびしょになっている。
部屋に向かう途中少し震えながら少し立ち止まったな…。
「いい大人なのにお漏らしちゃったんだね。」
目を見つめながらそうつぶやくと彼女は恥ずかしそうに眼をそらす…。
彼女が玄関に上がったらそのままこちらを振り向かせきつく抱きしめてキスをする。
もう我慢するものは何もない。
初めて感じた狂乱の中のオンナではなく…手に入れた従順なおもちゃのようなオンナがそこにいる。
欲望のままに舌を絡め…欲望のままに胸を揉んでいると…やがて彼女の手もボクの硬くなったそこに伸びてきた…大人の笑みを少し浮かべつつ…。



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