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女教師ケイの放課後
【教師 官能小説】

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女教師ケイの放課後-3

「もうっ!! ちゃんと説明しなさい」




怒った顔も素敵だ。


眉を逆立てても彼女の美貌が損なわれることはなかった。
シャープな顎のライン。桜を思わせる薄めのくちびる。顔全体にアクセントをつける小鼻―。
透き通るような肌といい適度に吊り上がった目といい、個性的なパーツが絶妙のバランスで融合することによって瑞々しさを増す。そのような印象があった。


彼女と向かい合っているのは息苦しかった。教師と教え子といっても、自分からみれば十分魅力的な大人の女なのだ。
そして何百人もいるなかの、いち生徒に過ぎない自分がこれほど至近距離で彼女を観察する幸運はこれまでなかったのである。


「相談があるのでいっしょに来てもらえませんか」


僕の主張は一貫していた。先ほどからそればかり繰り返している。


しかし彼女は納得しない。そして当然のことながら次々に湧き出る疑問を口にした。


「どこへ行くの?」


「何故ここではいけないの?」


「相談てなに?」




それに対する僕の答えはこうだ。




「ここでは話せないんです」


「それはあとで話しますから」




堂々巡りがしばらくは続いた。


彼女は憤懣やるかたない様子だったが、やがて折れた。



「もうわかったから……」




何か所用でもあったのだろう。この時間帯、ふだんなら彼女はまだジャージ姿のはずだ。


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