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女教師ケイの放課後
【教師 官能小説】

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女教師ケイの放課後-2

「な、なにやってんだ。はやく行けよ」



そばに立つ五月が唸った。体格では板倉に勝る彼だが、実は吃音癖がある。
そのせいか弁が立つ板倉に主導権を握られがちだが、凶暴性でははるかに上だ。
現に今にも僕の尻を蹴り上げそうな勢いである。



「オラッ」




僕は犬の子のように追いたてられた。

目的の場所はすぐそこなのだが、気が進まないことこの上ない。普通の神経をしていたら誰も近づきたくないところなのだ。
僕の躊躇を見透かしたように後ろから舌打ちが聞こえた。三秒以内に動かなければ、確実に “踵落とし”がとんでくる。


僕はこれから立ち向かう困難と狂犬のような友人からの報復を天秤にかけた。
とりあえず目の前の危機を回避することにした。





三分後―


講堂の中にある教員詰め所で、僕は彼女と向き合っていた。幸いなことに、他の体育教官はいない。


目の前に座る妙齢の女性―。


おそらくこのような場所で会わなければ決して教師には見えない。
年齢は二十代半ばを過ぎているはずだった。しかし化粧気のない顔は成人式を終えたばかりのようにもみえる。
身長は一六〇センチ前後。決して大きいほうではない。

セミロングの髪をかき上げると、気の強そうな瞳がこちらを睨んだ。


「さっぱり要領を得ないわね。もう一度言ってくれる」



苛立ちのせいか、コツコツとヒールが床を鳴らした。

先生ご自慢の脚線美は今日も健在だった。

先ほどから既に三回脚を組み替えた。その度に僕の目は釘付けになる。
いかにも弾力がありそうなふくらはぎがまぶしい。

短めのタイトミニが柔らかそうなふとももの反発で持ち上がっていた。目を凝らせば、その奥ものぞけそうだ。


がさつな性格という話もちらほら聞こえてくる。
結構、隙が多い人なのだろう。生徒の視線に無頓着すぎる。
しかしながら、その容貌は男子生徒からの圧倒的な支持を集めファンクラブさえ存在する。いわば有名人である。
彼女自身そのことをどう感じているかというと、どうやら煩わしいだけのようである。人気者の常なのだが、意味もなく反感を買ったり、不愉快な想いをすることもあるようだ。
いわれのない嫌がらせや盗撮等、セクハラ被害にも悩まされているとも聞く。それを裏づけるように彼女のパンチラ写真や卑猥な画像が高値で売買されているという、まことしやかな話さえあった。


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