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「……yes」
【初恋 恋愛小説】

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「……yes」-2

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20:05
From_綾香
Subject_Re9:

ぅるさぃよぉ〜だ☆ゎたしだって、告れば彼氏くらぃ簡単にできますぅ!
――――


えーっと、お前彼氏できねえよな、とか送ったんだよな……。んで、これに対しては……なら告白してみろよ、的なことを送って……。


――――
20:12
From_綾香
Subject_Re11:

それなら翔くんが先に告るなら、ゎたしもするぅ〜♪
――――


これに対しては意味わかんねえよ!とか送ったな。

うん、どう考えても俺が告白する話になってない……よね?

「やっぱり告白する話になってないぞ!」
俺がそう言うと、綾香はストラップがジャラジャラとついた携帯を俺の顔につきつけた。これ、携帯とストラップどっちが主役なの?
「ストラッ……じゃなくて携帯! ほら、翔くんからのメール!」
やべっ、また声にでてたか。つうか、なぜ一瞬ストラップと言いそうになる? 俺は綾香の携帯を受取り画面をみる。っていうか、重っ!この携帯重すぎっ!筋トレできるぞ、この携帯!


――――
20:19
From_翔くん☆
Subject_Re12:

意味分かんねぇよ!
まあ、もしお前が告白するなら何でも協力してやるよ。そしてフラれたところで大笑いしてやる(笑)
――――


「なんでも協力してくれるんでしょ? 翔くんが先に告白すれば、私も告白できるからよろしく!」
いやいやいや。何をおっしゃってるんですか、綾香さん?
先程と同じツッコミを心の中でしてから、今手に入れた情報を必死に処理する。

「えっと、つまりお前はメールの通り、俺が先に告白すれば自分も告白すると?」
綾香は満面の笑みでコクコクと頷いた。
「それで、俺がお前に告白してみろ、と言ったからその協力として俺に先に告白しろと?」
またコクコクと頷く。
「そして俺の了解を得る前に、勝手に三田村を呼び出したと?」
同じ様に頷く。
「お前、バカだろ?」
綾香は最後にもう一回コクリと頷いたところで、はっとして怒鳴り声をあげた。
「バ、バカじゃないわよ!」
俺は頬を膨らませた幼馴染みを見て、溜め息を一つついた。やっぱりバカか。
「あのな。俺は告白なんてしないぞ」
「あ、そういうのはもう無駄だよ」
「はあ?」
「翔くんの名前付きで思わせ振りに呼び出したから、陽美ちゃんにはもうバレバレ」
綾香は悪意のうかがえる笑いを浮かべながら言った。うう、左手でピースしてやがる。


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