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恋心
【学園物 恋愛小説】

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恋心 番外編〜相川智貴-2

放課後〜

竹田の案内で部室にやってきた。女子の部室は2階のちょうど真上らしい。
部室に入り、先輩に挨拶をした。みんないい人だった。部長は顧問から話を聞いていたようでとても喜んでくれて、親切に部員を紹介してくれた。長距離メンバーはオレの他に2人だけ。しかも3年生だからもうすぐ引退だ。短距離のほうは15人。走り高跳びが2人。やり投げが1人。走り幅跳びが3人。棒高跳びが2人。男子は計26人だ。女子は18人とマネージャーが3人いるらしい。
部長の説明が一通り終わると、着替えを済ませていたオレはグランドに向かった。先輩は顧問から練習メニューの話を聞いていたのか、体なまってるだろうから少しずつならしていけよ。コーチがいないから練習は自由にやればいい、と言ってくれた。


グランドに着くと、女子部員がいた。マネージャーだろうか…。
「相川君!」
そのうちの2人が駆け寄ってきた。
「私たちとなりのクラスの永井友里と立川桜。よろしくね。今朝、井上先生喜んでたよ。ついに相川ゲットした!!って(笑)ねぇ〜桜」

永井が笑いながら話してきた。立川も、そうそうと言いながら笑っている。



この時からもう俺の心臓は高鳴っていたのかもしれない。


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