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よだかの星に微笑みを(第二部)
【SF 官能小説】

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有為転変-1

「おい、おまんこサン。」
予想通り、マリエから着信があった。
「悪かったよ。」
「なんだ、分かってるのか?」
「岡田のことだろ。」
「やっぱりお前が! 警察に訴えるぞ、ロリコン!」
「ほかに何の話?」
「敵の名前まで教えたんだから、早く行動しろってことだ。その代わりにあたしのをって、言おうと思ったけど、やめた! なんでお前、岡田とやってんの? 何吹き込んだ? あいつ、いきなり勉強始めたぞ。担当も替えてくれって。」
「替えてやれよ。」
「替えるよ。務まらなくなったからな、お前のせいで。」
「俺は頼まれたの。」
頼まれたのは話を聞くことだった。
「頼まれたら子供でもババアでもするんだろ! まんこ信者め! 今後、一切、改造人間の女とはするな。機能が壊れるのが分かった。お前、ホントに危ない奴だよ。」
「あんたのも、久しぶりに嗅いでみたい。」
「い、や、だ! 性犯罪者め! いつか女子トイレに改造してやるから! あ、敵の新型のことだけはよろしく。こちらの刺客はみんなやられた。百人くらい送ったのに。女は顔潰されて、男はみんな金玉潰されたよ。敵は援軍もなかったらしい。異常だ。」
「変身したの、見たの?」
「生身で攻撃してきたらしい。信じられない。」
「まあ、会いに行ってみる。」
「何を呑気な。ちんこだけは潰されてこい。」
「連絡する日まで尻、拭かないで待ってな。会ったら腸の中まで綺麗にしてやるから。」
「こ、こわい! お前、怖い!」
通信は切れた。
マリエなんかどうでもいい。渡部のためだ。やるしかない。

「弘前さん、あたし、決めたことがあるの。」
俺の部屋で裸になったポリアンナの、開いた両脚の真ん中から血が流れていた。初潮なのだと言う。
「弘前さんの子供だけは産ませてもらう。」
俺は叱られる子供のようにうなだれて黙っていた。血のにおいが部屋に広がってきた。
「弘前さんは、やっぱり蜂だったのね。あたしも蜂になっちゃったよ。」
瞬時にポリアンナは変身してみせた。そしてすぐに戻った。自在な様子だった。
「でも、これで安心した。あたし達は一つなんだって。アンカさんも蜂?」
「違う。」
「ほかにも誰か蜂はいるの?」
「いないと思う。」
「あと二年であたし結婚できるよ。してくれる?」
ポリアンナは案外しつこい女なのかも知れないと、俺はこのとき感じた。その点、アンカはさっぱりしていて友達のようだと、こんな風に詰め寄られたら比べてしまう。
あたしの人生を返してと、いつか言われるに違いない。そう恐れた。ところが
「あたしの人生は、弘前さんにあげたの。嫌いになったら捨てていい。後はあたしの問題。」
恨み節にしか聞こえない。
「この血も弘前さんのだよ。弘前さんのためにどんどん出てくる。」
「ポリアンナ、頼むよ。」
俺は横になると、ポリアンナの尻を顔に乗せ、血の元に舌を差し入れた。こちらは気持ち悪かったが、肛門の動きから、ポリアンナの激しく興奮しているのが分かった。
「あたし、弘前さんの嫌がること言いたくないの。全部、弘前さんのためにしてあげたい。アンカさんと結婚してもいいよ。でも、あたしを認めて!」
とっくに認めている。アンカを認めるなと言っているのだ。
「サン=テグジュペリの言葉、知ってる? 愛とは、互いに見つめ合うことでなく、同じ方向を見つめることだって。」
血生臭さと腋臭のにおいで、どうでも良くなったところに浮かんだ言葉だった。
「あ、あとで考える! いま、幸せなの!」
ポリアンナは遠慮なく、俺の口におしっこを漏らした。


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