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つまみぐい
【その他 官能小説】

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花蕾の滴り-6


 久しぶりのセックスだった。しかも相手はまだ十七歳くらいの大人びた美少女である。体を重ねるたびに押し返してくる乳房や下腹部はどこまでも柔らかく、穴の絞まりも申し分ない。
「ん……、もうだめ……、あ……」
 交わって間もなく彼女が先に達した。膣がびくんびくんと脈打って、挿入したままのぺニスを子宮側へ引き込もうと伸縮する。
 オーガズム真っ只中の彼女をふたたび犯し、無我夢中で腰を揺すり、情けない声を漏らしながら自分も射精の時を迎えた。
 精液はすべて彼女の中へ注いでやった。あらゆる体液で汚れたぺニスを彼女の顔に近付け、強引にしゃぶらせた。涙目でむせる少女。だが容赦はしない。
 少女はよだれを垂らしながら仕方なくフェラチオに応じる……いや、そんなふうに演じているだけなのかもしれない。男根を扱う仕草が素人のそれとは明らかに違う。
「もっと丁寧に舐めるんだ」
 あまりの興奮に思わず語気がきつくなっていた。主従関係を刷り込むために少女の火照った肉体をおもちゃにし、乳首を強く吸い、クリトリスをしつこく指で責め、絵筆の束を膣に入れてぐちゃぐちゃに掻きまわした。
「こうされるのが好きなんだろう?」
 後ろから彼女の両足を抱きかかえて徹底的に穴を調教した。ものすごい量の愛液が飛び散り、アトリエの床に濃密な水溜まりをつくる。
「いや……、やめて……」
 鼻声で抗いながらも彼女は満足げに絶頂する。一回、二回……五回目くらいの絶頂で呼吸が危なくなってきた。まだ未成年だからこのくらいで許してやってもいいか。もはや介助がなければ自分だけでは立ち上がれないだろう。
「最後のご褒美だ」
 散々な目に遭った彼女のことを仰向けにして、ところどころが桜色に赤らんだ裸身に視線を這わせると、今度は純粋に愛しい気持ちをたぎらせて少女の肉体に重なりにいった。
「あん、気持ち良い……」
「ごめんね、綾女ちゃん……」
「謝らないで、ください……」
「君を、ここから連れ出したい……」
「どうして……」
 どうして? そんなことはわかりきっている。この家から君を救い出すためだ。あの父親との異常な関係から君を切り離すためだ。そうすれば君は晴れて自由になれる。


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