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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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女王戒の秘密-1

女王が部屋に戻ってくるとすぐ捕まえて、俺は裸にならせた。先に風呂に入りたいと言うのを聞かずにベッドに押し倒した。
汗かきの女王は体臭を気にしてよく風呂に入る。その体臭が俺は好きなのだった。普通の女の体臭も俺は好きだったが、女王のは質が違っていた。余分な混じり気のない、濾過された女のエーテルといったような純度があった。無論、濃い場所は、肌に触れて嗅げばむせ返る強さのにおいだ。
乳房のあいだやその下の、汗ばんだ肌に口を付け、においの濃い腋の下を鼻で探ってから、腹筋の中心を臍まで舌に感じながら降りていく。それから一度、俺は身を起こし、女王の両脚を上げさせると、片方ずつ、足指の間を舐め、ふくらはぎからひざ裏、腿へと舌を這わせる。そして大きく両脚を開かせて、その頃には濡れて開いている女の花に向かう。いつもしている事なのに、腰を上げさせた姿勢に変えるたび、必ず女王の恥ずかしがるのが面白かった。ここのにおいは勿論、無くなる時がない。明るい桃色の肛門をしばらく舐めていると、緩んで開いたままになる。すると前の穴も自然にぽかりと口を開ける。つややかに膨らんで立つ女のところを吸えば、歓びに満ちた体がまた汗に包まれる。
女王いわく、女王にとって男の体は食糧と同じだから、触れるだけで悦びがあり、増してや性的な交わりになれば、その悦びの程度は、普通の女の何十倍にもなるのだそうだ。世界と自分が一体となるばかりでなく、快感だけの存在になってしまうという。
俺が中に入った女王の体は、俺の動きのままに揺れていた。口を開けて、もう快感の海に浸りきっていた。女の部分は勝手に反応し、失禁しつつ俺を締めつけていた。
「男は女のために造られずして、女は男のために造られたればなり。」
そんなふうに変換された白い女の言葉を俺は女王を抱きながら思い出した。確かにそうだと実感した。
少し意地悪く、女王の顔に射精しようと俺が抜いて近づいたところ、無意識の女王が俺の腰をかき抱いて、喉深く咥え込んだ。


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