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由美と玲於奈さん
【同性愛♀ 官能小説】

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11-1


「あっ!高野さん!」

翌日教室に入ると、一番に玲於奈さんが声をかけた。
ピカピカの笑顔でこちらにやってくる。
今までそんなことは無かったので、事情を知らない人は珍しいものを見たって顔してる。

「昨日は助けてくれてありがとう!」
「元気になって良かったね。回復早いね」
「点滴打ってもらったら、ケロッと治った。凄いね点滴って」
「直接血管に生食を入れるからね。じゃあ単純な脱水だったんだね」

カバンを探って紙袋を出す。

「これ、玲於奈さんのランシャツとランパン。
置きっぱなしは嫌だったから、持って帰って洗濯したの」
「すごい気を使ってくれて、何から何まで本当にありがとう!」

玲於奈さんは綺麗な目で、真っ直ぐ私を見る。
昨日の夜、私がすっかり味わった下着を胸に抱いて。

「放課後、高野さんのウチに行ってもいいかな?
ちゃんとお礼したいんだ。落ち着いて話もしたい」
「わざわざいいのに」
「いや、行かせて。親からも、ちゃんとしてこいって言われてるし」
「今日は部長はいいの?」
「サボらせてもらうよん」

授業中も、目が会うとウインクしてくれた。


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