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恋のばんそうこう
【女性向け 官能小説】

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「それに本当に好きになれるか分からないような相手と
お互い探りながら、好みのモノとか聞きだしてさ?」

「それが付き合うって事なんじゃねーの?」

「そんなんで本当に好きになれるのかな?」
「あ?」

「もっと自然に好きになりたいのよ」

「自然に、ねぇ」
「そう。こんな仕組まれた出会いなんかじゃなくて」
「仕組まれた!」

そこで白木が失礼にも笑いだした。

「気が付いたら好きになっているような相手と本気で好きになって
付き合いたいのよ」

「お前、酔ってんの?」

確かに酔ってるけれども!
言ってる事は本心だ。

「酔ってるけど、酔ってないよ!」
「なんだそりゃ」

「仕組まれた出会いが合コンってもんだろうが」
「まぁ、そうね」

「柳下にこれだけの大々的なモノ、幹事させたのに・・・」
「悪いと思ってるけどっ!」

でも、これだけの男を目の前にして
カッコいい人も確かにいるけどさ!

好きになれるか分からない相手と付き合うとか無理だし!




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