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ユリ
【その他 官能小説】

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ユリ-8

 「何かの縁ねえ。でもそんなにあるととても1日2日では終わらないと思うよ」
 「何日かかっても構いませんよ、私は」
 「うーん、でもそうやって写真にでも撮っておかないとこれは勿体無いね」
 「そうですよぉ、絶対アルバム作らなくちゃぁ。聞いた瞬間にそれだって思いましたもん」
 「うーん」
 「ネ、お願いしますよぉ。何日かかってもいいから写真撮って下さいよぉ」
 「それじゃね、夜で良ければ此処へ来て少しずつ撮ってみようか?」
 「ええ、夜でいいですよぉ、私昼間は働いているから」
 「そうだったね、それじゃ今度の君の休みに安い奴でいいから灰色のキレを買っておいてくれないかな。洋服の裏地に使うようなキレを」
 「何するんですかぁ?」
 「折角写真撮るのにバックにいろいろ写っていると写真が下品になるから、そのキレをそこの壁に垂らして撮ろうかと思って」
 「わぁー、全然玄人じゃないですかぁ」
 「いや、ちょっと思い付いただけで」
 「凄いですよぉ、私なんか何も思い付かないんですから」
 「それでね、そこからキレを垂らしてずっーとここまで伸ばして其処に立つんだ。すると壁と床が一体になったみたいに見えるから広いスタジオで撮ったような写真になるんじゃないかな」
 「そうですねぇ。わあー、私ゾクゾクしてきた」
 「でも僕の腕が悪くてあまりいい写真にならないかも知れないよ。それで良ければやってみよう」
 「いいですよぉ。絶対いい写真撮れますよ」
 「まあ出来る限りのことはやってみよう」
 「お願いしますよ」

 結局その日はユリちゃんが既に着ていた下着を見ただけで帰った。下着が好きだからうちにいる時はいつも下着姿なのだと言うとおり、ユリちゃんは光太郎が帰るまでずっと下着のままでいた。着替えて他のも見せて貰いたいとは思ったのだが、引き出しの中の下着は余りにも綺麗に並べられているので、そこから取り出すのが躊躇われたのである。それに写真を撮るのであれば、何も慌てて見る必要は無い。

 光太郎は生来凝り屋の方なので写真の撮り方という本を買って読み、写真屋に行って撮影用のランプとリフレクターを買った。リフレクターというのは傘の内側に銀色の塗料が吹き付けてあるだけの簡単な物だが5000円もした。これにランプの光を当てて、その反射光を被写体に集めるのである。そうすると間接照明と言って柔らかい光線がまんべんなく当たり、影のない綺麗な写真が撮れるということらしい。
 3日後の水曜日から撮影を始めた。天井に釘を打ってリフレクターを吊し、あちこち糸で引っ張って丁度良い角度になるように調整した。もともと物の少ない部屋だったが壁に掛けてあった服などを片づけてキレの端を壁の天井際に釘で打ち付け床まで垂らして伸ばした。ユリちゃんはその間にシャワーを浴びバスタオルを巻いて出てくると、髪を梳かしたり化粧したりした。下の引き出しの左下から並べられている順番に着ていって撮影しようということになり、ポーズを変えて前・横・後姿をそれぞれ2枚ずつ撮り、1時間でたった3着分しか撮れなかった。ユリちゃんは光太郎の目の前で平気で裸になって下着を着替えていた。ちらっと横目で見ない振りして見たユリちゃんのあそこは疎らな長い恥毛がふわふわとしていてとても格好良かった。光太郎は余りモジャモジャに毛が多いのは好きで無い。女房のジェニーに比べると腰から下の下半身の線はやはり日本人特有の柔らかな丸みを帯びていて、光太郎の好みとしてはジェニーに軍配を上げたい。しかしユリちゃんのプロポーションもなかなかのもので、特に大きくて張りのある乳房は若いだけにゴムまりのような弾力がありそうで魅力的だった。撮影は意外に手間取ったが、要領が分かってくればもっとスピード・アップ出来るだろう。最初はポーズがなかなか決まらなくて時間を食ったりしたが、3着分撮ったところで大体ポーズも決まってきた。別に芸術写真を撮ろうというのではないからポーズなどどうでも良さそうなものだが、やはり撮る以上は格好良く撮影したい。1時間経った所で休憩にしようということになり、ユリちゃんが最後に着た下着姿のまま缶コーヒーを出してくれた。ピンク色の透けた小さいパンティで、局部の所が同色の菱形の布になっている。薄い生地だからユリちゃんの性器がうっすらと透けて見えるが気にしていないようである。光太郎も気が付かないフリをしていたがどうしても時々そちらに目が行ってしまう。


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