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インターネットがとまらない
【兄妹相姦 官能小説】

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インターネットがとまらない-2

妹が浴室へ向かうのを、博久は薄目を開けて見ていた。そして、栗実が脱衣所に入ると、足音を忍ばせて近づいていった。そして、息を殺してドアノブを引く。すると、ドアのシリンダーにはあらかじめテープが貼ってあったので、ノブを回さなくてもドアは音もなく開いた。
 小さな隙間の向こうには妹がタンクトップに手をかけていた。覗かれているとは知らず、上着を頭から脱ぎさる栗実。ブラジャーをしていなかったで、思いの外大きい白い乳房がぷるんとこぼれ出た。栗実はドアに背を向けていたので正面から見ることは出来なかったが、体を動かす度にふるふると揺れる乳房に、博久の目は釘付けになっていた。
 博久が妹の裸を盗み見るようになったのは春頃からだった。その時は、ただ女の身体に興味があっただけなのだが、初めて見た妹の裸体はこの上なく淫靡で、そして美しかった。小学校中学年頃から目立ってきた胸は、幼く、あどけない顔に不釣り合いな位に大きく育っており、そして華奢な体つきではあったが女性らしい丸みと膨らみが増し、かといってそれらはまだ蕾の堅さを有した危うい、不安定な魅力を持っていた。それ以来、博久にとって栗実は、妹の淫らな肢体は、熱い性の対象になったのだ。博久は頻繁に栗実の身体を盗み見、洗濯機から下着を盗み出しては手淫に耽った。
 そして、そんな博久の情欲を更にかき立てたのは、何気なく立ち上げた栗実のパソコンであった。どんなサイトを見ているのか気になった博久は、お気に入りに登録されていたサイトを呼び出してみた。すると、それはあろう事かエロ小説のサイトであった。そして、いくつか同様のサイトが登録されていて、博久は愕然とした。それと同時に、狂おしいほどに欲情もした。無邪気であどけない妹が、エロ小説を読んで密かに欲情していたなんて。
 博久はぐっと強く一物を握りしめた。目の前ではホットパンツが脱ぎさられ、ショーツも下ろされつつあった。くるくると小さく丸くなったショーツは足首から抜き取られ、白く、剥き卵のようなお尻が視界に飛び込む。そして、かがみ込み、足をあげたその付け根に愛らしい切れ込みが姿を現し、博久の一物はより一層硬度を増した。博久は顔をドアの隙間に押しつけ、その様子を目に焼き付けようとしたが、それは一瞬の出来事で、博久は落胆した。その上、栗実はそそくさと浴室に入り、密やかなストリップショーはあっけなく幕切れとなってしまった。
 しかし、博久はその後もドアにしがみつき、栗実が湯船につかるのを辛抱強く待った。湯船につかるとガラス戸に背を向ける形となるので、それを待って脱衣所に忍び込むつもりなのだ。耳を澄まし、浴室の中の様子を観察する博久。やがてかけ湯が終わると、栗実は湯船に身体をつけた。博久はしばらくは栗実が立ち上がりそうにないことを確信すると、音もなく、するりと脱衣所に滑り込んだ。そうして、洗濯機を空けると、一番上に乗っている白い布の塊を手に取った。言うまでもなく、それは栗実のショーツであった。博久は、まだ妹の肌の温もりが残るそれを拡げると、顔に押し当てた。つい先程まで、少女の部分に密着していたそれは、温かく、そして赤ん坊のような甘い香りが漂っていた。博久は栗実の下着を十分に堪能すると、それをポケットにしまい込み、そして浴室の方を伺った。すりガラスとはいえ人がいることに気が付かれないはずもない。博久はドアの陰に身を潜めると、栗実が湯船から立ち上がるのを待った。次は身体を洗うために湯船から出るだろう。しかし、どれほど覗きたくともそれをしては気付かれる。硝子一枚隔てた向こう側で、栗実が身体に泡を飾っている様子を想像しながら、博久は栗実が頭を洗い始めるのを待った。そしてついに、栗実はシャワーを頭にかけ、シャンプーを始めた。博久は高鳴る胸を押さえながらそっとドアを開けた。水の音に紛れてその音がかき消されることを祈りながら。


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