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地下女王の日常
【鬼畜 官能小説】

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地下リングの生贄@-5

 リング上…眩いスポットライトに照らされるほぼ全裸の彩美は意識のない間に嬲られた身体の疼きを押し殺しフラフラと立ち上がる…両手で身体を庇うように隠すも覆いきれる筈もなく露わになった乳房…下半身をほぼ晒す状態のまま…。
 「んふっ♪まだ戦えるわよね?ルールに則って試合再開ね?」
 有り得ない恥辱…観客席の男達から下品なヤジを飛ばされる…生臭い臭気…客席で自らの逸物をこすりあげる男達が次々に射精している。
 「はぁっ…っくぅ…」
 こんなの…試合じゃない…マトモに戦いなど出来るはずが無い…だが混乱する中、理解していた…彩美には最早選択の余地など無いのだ…元々負ければ無条件で地下の奴隷、勿論スポンサーも助けられない…そして彩美は既に負けている、本来なら落ちた時点で敗北…そのまま私の意識が戻る前に麗華が勝利宣言していればその時点で試合は終わっていたはず…つまり…
 『私の意識をワザと戻して嬲り遊ぶつもり』
 目の前の麗華のイヤらしい薄笑い…無念と屈辱で泣き叫びそうになる感情を押し殺す彩美…私は…恐らく勝てない…晒され遊ばれながら再び意識を奪われるのであろう…自らの力が及ばない悔しさに麗華を睨みつける彩美…。
 「あらあらぁ?まだ闘志は萎えて無いのかしら?さっすが最強アイドルレスラー高木彩美だわ♪なんで意識戻してあげたかわかる?何も解らないまま意識失って知らぬまま犯されて壊されるよりさぁ?一度起こしてあげた方が屈辱増すでしょ?心配しないで?次落としたら…」
 リングサイドのスタッフが物々しい機械…医療用の麻酔ガスのようなボンベを用意し始める。
 「今度は全身麻酔かけて何してもぜーったい意識戻らないようにしてからタップリ遊んであげる♪まあ意識戻せるかどうかは全部終わった後…貴女の身体をオークションで落としたお客様次第じゃないかしら?つまりは次…貴女意識失ったら終わるわよ?全部♪」
 覚悟はしていた…元より自分達では用意する事すら出来るはずの無いほどの高額な金銭…それを用意する引き合いの自らの身体…まだ終わってない…試合は続いている…彩美は目を閉じる…。
 (ごめんなさい…紫苑…アタシじゃ勝てないかも知れない…どうかアタシになにがあっても貴女はこれからの人生を精一杯生き抜いて…)
 今回の事を知るのは私だけ…妹は私がこんな地下の試合に参加していることすら知らない…いや…知ってはいけない…スポンサーを助けるために単身地下に参加した私の我が儘…妹まで巻き込むわけには…
 意を決したように自らを庇っていた両手を離し全裸のまま構えを取る…客席から歓声…覚悟を決め剥き出しになった私のしなやかな身体にカメラのFLASHが一斉に焚かれる…。
 「ふぅん…覚悟決めた感じかしら?いい顔するじゃない?おっぱいもオマンコも剥き出しにして決死の覚悟で戦いに望む貴女…上のバラエティーみたいな試合で観る貴女よりよっぽど美しいわよ♪」
 麗華から見下したような笑みが消える…まだ勝負を捨てていない彩美…いや…恐らくは試合開始直後よりも…全てを投げ打つ覚悟を決めた彩美の鋭い視線…。
 「いいわぁ♪その表情…さっきより楽しめそうね?」
 麗華が初めて軽く構える…観客の歓声に包まれるリング…熱気…。
 カーン!!!
 試合再開のゴングが鳴り響く。


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