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オメガ3
【SF 官能小説】

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事件-1

火曜日の夜テレビを見ていると、お姉が帰って来た。
「孝太郎!美妃が殺されたよ。」
「もういいから、そんなのは。」
「本当だって、コーチの野郎に殺られたんだよ、ニュースでやってるから、ほら、ほらもうリモコン、ほら。」
美妃の高校時代の写真が画面に映る、殺害現場の映像と容疑者のコーチが手錠を駆けられて顔を隠してる。
「うそだろう、お姉〜、嘘って言ってくれよ、こんなこと有るはずないじゃん。」
「孝太郎……最悪の結果だな、美妃も悔しいと思うよ。」
「くそー!コーチの奴、ぶっ殺してやる。」
孝太郎はウインドブレイカーを着て、警察署に向かった。「孝太郎!行ってどうするの。」
「だって、俺、ちくしょー、どうしたらいいの。」
「そうだな、お姉ちゃんも一緒に行ってやるよ、聞こえなくても、一言言いたいよな。」
姉の運転で警察署まで行った。
テレビ局や新聞記者でいっぱいだ。
孝太郎は真っ赤に目を腫らして、警察署の玄関に走って行ったが警察官に止められたが、殺された 美妃の交際相手と姉は友達と言うと、中に通された。
刑事に色々聞かれた、レスリングを辞めたいと言ってた事やコーチに脅されて、身体の関係があったことを言った、でもまだ信じられない。
犯人に会わせろと言ったが、やはりそれは出来なかった。警察署を出ると、記者達に質問責めだ、テレビ局も来ている。
孝太郎は泣いて言葉にならない。
姉が冷静に対応している。テレビには顔は映らないように言ってある。
質問も同じ事を聞かれるので、遮って帰る事にした。
車の中は沈黙だ、家に着いたが 両親は分かってないので、知らん顔だ。
「孝太郎……。」
「風呂入って寝るわ。」
次の朝は少し早めに家を出た、真凛ちゃんや満智子さんとは顔を会わせたくなかった。
学校へ着くと、羽淵が心配そうに近づいてきた。「昨日のニュース、顔は写ってなかったけどお前と姉ちゃんだろう、大丈夫か。」
「ああ、大丈夫じゃないよ、あのコーチの野郎絶対ぶっ殺してやる。」
「そんな事したら、お前が損するだけだろ、俺の家に来いよ、相談しよう。」
放課後、二人は羽淵の家に向かった。
「陰陽師のマニュアルの訳がかなり進んでる。」
「俺の使えそうなのが有るのか?」
「うん、まあ見てみろよ。」
堀こたつに入って、羽淵が話し始めた。
「殺されたのはお前の彼女だったんだな。」
「ああ、つき合って2週間だよ、21才だったけど、最高の人だったよ、…悔しい…。」
「会いたいか?」
「会えるのか?」「会えるよ、夢の中だけどな。49日までだ、それ以上引き留めると、お前がやばくなる。」
「別にいいけどな。」
「絶対にダメだ、相手も苦しむ事になる。天国に行かせないとかわいそうだろ。」
「そうか、くそー!悔しいよ、殺すって どうして…。」
「犯人は 地獄に落としてやればいいが、今は彼女を慰めてあげるんだな、それはお前にとってもいいだろう。これがお札だ、枕の下に入れて寝るんだ、引き留めるなよ、必要無くなったら燃やせばいいからな。」
「ありがとう、本当に、世話になるな。」
「いいよ、元気だせよ。」
孝太郎は犯人への憎しみと 美妃への哀しみが混ざり合って、混乱していた。
お札を枕の下に入れて、目を閉じた、なかなか寝られないが いつしか寝息をたて始めた。
「孝ちゃん、起きて。」「美妃さん!生きてるよ、良かったー、美妃さんが殺された夢をみたんだ。」
「違うよ、私は死んでいるわ、ナゼかここに居るの。」
「友達からもらったお札のおかげで、会えるんだ、苦しかったでしょう。」
「うん、ごめんね、用心してたのに、いきなりだったから。」
「あのコーチ、絶対許さない!」
「いいのよ、私の運命だったのね、孝ちゃんは強く生きてね、短い間だったけど幸せだったわ。」
「おれも死んだら、美妃さんと暮らせるかな。」
「それはダメよ、自分で死んだら会えないよ。」
「でも、もう美妃さん以上の人なんて、いないよ、絶対無理だよ。」
「大丈夫だよ、孝ちゃんならすぐに見つかるから。」
「美妃さん……。」
二人は全裸で抱き合っている。
「美妃さんの匂いだ、気持ちいいよ。」
唇も舌の感触も匂いも生々しい、柔らかくてしっとりした肌も美妃そのものだ。
「孝ちゃん、気持ちいいよ、上手になったね。」張りのある巨乳をもみ上げながら乳首を舐め回す。
下半身に手をもっていくと、しっかり濡れてる、足を開いて覗きこむ、美妃の匂いがフワリと上がってくる。
「いい匂い。」
「アン、恥ずかしいよ。」
「美妃さんの匂いだ。」
ヌルヌルと舐めはじめた、更に足を開いて、アナルも匂う、ウンチの乾いた匂いがほのかに香る、かまわず舐め回す、少し苦いが美妃の肛門だ、もっと舐めたい、肛門の中まで舌をねじ込む。
美妃が叫ぶように歓喜の声をあげる。
「孝ちゃん、素敵、もっとして、アーン。」
「美妃さん……可愛すぎる。」
「我慢出来ないわ、入れて、孝ちゃんがほしい。」孝太郎は狙いを定めて、一気に挿入した、美妃がのけ反る。
グッチョグッチョという音が美妃の差恥心を煽る。
足を開いて孝太郎を受け入れている姿を見るだけで射精感が湧き上がってくる。
「美妃さん、もう出そうです。」
「そのままちょうだい。」
「うん、うん。」
「アーン、もっともっとよ。」
思いっきり奥に射精した。
「ハァハァ、孝ちゃん、良かったよ、本当に上手になったわ、最初の頃のぎこちなさも良かったけどね。」
「恥ずかしいなぁ。」


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