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《夏休みは始まった》
【鬼畜 官能小説】

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〈屠られる幼畜〉-11

『あぁ…髪が汗でしっとり濡れて……お尻が《初体験》しちゃうからドキドキしてるの?イヒヒ…幼い身体してるのにイヤラしい娘だねえ、里奈ちゃんは?』

(かッ…勝手なコト言わないでよッ!!だ、誰がそんな……ッ!?)

『きっと麻衣お姉ちゃんも“知らない”はずだよ?お尻でセックスしちゃうなんて恥ずかしいコトは……ウッフフフ〜』


重力に引かれても尚、里奈の胸の膨らみは微々たるものだった。
いや、水着の布地に曲線を描かせるだけの質量を持っていないのだから、ハッキリ言えば限りなく平らである。

……大人になっても子供のままの胸は、里奈の最大のコンプレックスだった。

だからこそ真夏や麻衣の膨らみに憧れ、二言目には胸の話に持っていってしまっていたのだ。


(や…やだッ!?手が…手が近づいて…!?)


里奈の頭髪を愛でているオヤジは、力んで汗ばむ白い肩に利き手であろう右手を当てると、冷や汗と脂汗に湿る脇の下に滑らせて胸元へと進めていく……。


「あえッ!!あえふぇッ!?あ…あえふぇぇえッ!!」


近づいてくる……〈欠点〉だと自認している柔肌に、じわりじわりと近づいてくる……尻肉を撫で回す指や頬と同じくらい、里奈にとって胸に伸びてくる指は「大嫌い」だった……無我夢中で暴れ、短い髪を振り乱して喚き散らす……しかし、それらは緊縛の前には無力なものなのだ……。


「あ"ーーーーーッ!!」


指は《獲物》を捕らえた……指先の感覚だけで乳輪の縁を捉え、クルクルと外縁を撫でて焦らしては弄ぶ……それは間違いなく侮辱であり、手酷い仕打ちである。


『おほッ!?里奈ちゃんたら乳首が感じちゃってお尻をピクピクさせてるの?』

『いや、まだ乳輪しか触ってないですよ。ただ優し〜く撫でてやってるだけなんですけどねえ?』

『ほう……乳輪だけでこんなに?なんと敏感な身体をしておるのだ?』

『かなり適応力がある娘と見た……ムッフッフ…ますます《調教》が楽しみになりましたな!』


オヤジ達の体温の上昇に伴って、部屋の気温も湿度もグングンと上がっていく。
その蒸された空気は極めて不快で、里奈もオヤジ達も汗ばんだ肌をキラキラと輝かせ始めていた。


『里奈ちゃん、お尻の穴は〈アナル〉って言うんだよ?分かった?ア・ナ・ルだよ。ア・ナ・ルぅ』

『里奈ちゃんのアナルの色は青紫…いや、紺色かなあ?このスクール水着みたいなムラムラしちゃうイヤラしい色だよぉ?』

(いッ!?言わないでよぉッ!?み…見ちゃいやッ!!見ないで変態ぃッ!!)

『覗かれてると分かったら、とたんにアナルをヒクヒクさせるようになりおった……おうおう、元気ハツラツなアナルじゃのう……』

『糞の穴を視られて興奮しちゃってるの?じゃあご褒美に両手でオッパイ触ってあげるね?』


親子ほども年齢の離れた女性に欲情し、排泄器官でしかない肛門に執拗に拘る……。

肛門に性的好奇心を抱く者が居ることくらい里奈でも知ってはいたが、まさか自分が彼らの標的になる日が来るとは思いもしなかったし、その恐怖感や気持ち悪さは如何なる言葉を並べたとしても表しきれるものではなかった……。




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