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Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

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第10章 明日への一歩-2

久々のイベント参加だ。日曜日、早起きして2時間前に会場についた。貴之の前にはもう20人程並んでいた。しかし会場と同時に全力で走り似衣奈の場所に向かえば最前列はとれるだろう。今日のタイトルはワーキングコスプレだ。職業系のコスプレイベント。待ち時間、貴之は似衣奈がどんなコスプレをするのだろうと胸をワクワクさせていた。

開場とともに全力で走り出す貴之。貴之の前に並んでいた者達は殆どが似衣奈目的のようだ。必死で走って行くと何とか最前列を陣取れた。後は開始を待つばかりであった。

10時、いよいよイベントが始まった。コスプレイヤーの登場だ。20人程のコスプレイヤーがそれぞれの場所に散って行った。
「わっ…」
似衣奈はアメリカンポリスのコスプレであった。少し動いただけでパンティが見えてしまいそうなぐらいのタイトなミニスカートにガーター着用だ。いかにもコスプレと言ったものではなく本物に近い衣装をセクシーにアレンジしている。たまらない大人のエロさを感じさせるコスプレであった。

「今日も朝早くから来てくれてありがとう!みんなをいっぱい喜ばせるからたくさん撮ってね!」
似衣奈がそう挨拶すると大歓声が上がった。似衣奈は始めから元気一杯にポーズをとった。
今日はパンチラが激しい。わざと見せているのではないかと言うぐらいに頻繁に見える。貴之はさすがにそれを避けて撮影していた。しかし一瞬似衣奈と目が合うと、遠慮せずにどんどん撮って?、と言わんばかりに、貴之の正面に立ちキックのポーズを取る。
「わっ!」
白のパンティが全開だ。条件反射とは怖いものだ。貴之は夢中でパンチラならぬパンモロを激写していた。

この日の演出は凝っていた。途中犯人役が登場し似衣奈をピンチに陥れる。羽交い締めにされ床に押し倒され、そしてブラウスを左右に引き裂かれる。弾け飛ぶボタン。白のブラジャーが露わになる。そんな被虐的な似衣奈の姿に下半身を熱くした男達は多かったに違いない。物凄いシャッター音が鳴り響いた。

演出はそこから股間に蹴りを入れた似衣奈の反撃が始まる。胸元を露わにし、パンチラ全開で犯人に攻撃する似衣奈。まさにシャッターチャンス満載の撮影会になった。

犯人を倒した後の乱れた衣装のままポーズをとる似衣奈。噂を聞きつけ多くのカメラマンが集まって来た。似衣奈は午前中2時間、午後2時間の撮影会をこなした。

「凄かったなぁ…今日の似衣奈さん…。」
撮影会が終わった後、16時からファミレスで会う約束をしていた。撮影した画像を見ながら、気づくとニヤニヤしていた。我に帰り表情を引き締める貴之。5分後に似衣奈がやって来た。

「ゴメンね、遅くなって」
現れた似衣奈を見て驚いた。なぜなら服装がヒラヒラスカートに可愛らしいブラウスを着ていたからだ。いつも大抵ジーンズにラフな格好をしていた似衣奈の女の子らしい服装に目を奪われた。
「お、お疲れ様です…」
まだポーっとした顔で似衣奈を見ていた。
「あ、あまりジッと見ないでよ…。私だってたまにはこういう服も着るんだから…。」
「す、すみません…」
お互いどこか照れ臭そうに笑い、テーブルについた。


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