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Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

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第9章 夏の終わり-2

少し休むと、海から上がって来た智洋と未央と入れ替わり海に入る貴之と麻里奈。今度は波打ち際で海水を掛け合ったりじゃれるように遊んでいた。

「あの2人、楽しそうですね〜。特に麻里奈さん、凄く楽ししう。」
貴之らを見て智洋が言った。
「そりゃそうよ。大好きな人と一緒なんだから。」
「ですよね〜。もう付き合っちゃえばいいのに。麻里奈さんも変な気を使わないで素直になればいいのに。」
「麻里奈はまだ昔の事がトラウマになってるのよ。怖いのよ、恋愛が。あんなヤリマンの振りしてまで貴之君を喜ばてるんだからね。」
「でも別にヤリマン演じる意味ないんじゃないですか?」
「ほら、私達の出会いが出会いでしょ?エッチな女として自分に興味を持ってるから、そのイメージを壊すのが怖いんだって。自分からエッチが無くなったら、貴之君はきっと自分に興味無くしちゃうって心配してるの。」
「あー、確かに貴之、麻里奈さんの事話すときはエッチな話しかしないや。」
「でしょ?完全にプレイガール的な麻里奈に興味を持ってるよね、貴之君。でもそれでいいんだって。エッチになればなるほど自分の方を見てくれるからって。まー、しょうがないよ、麻里奈のしたいようにさせてやるのが1番よ。」
「そんだけ一生懸命なのに貴之、あのコスプレ女王にもうつつを抜かしてるからなぁ…。」
「麻里奈も知ってるよ?神崎さんと会ったり、イベントに行ってるの。」
「えっ?マジっすか!?じゃあどうしてそれを許せるんですか?」
「内心は穏やかじゃないよ。でも昔の因縁もあるし、負けたくないんじゃない?自分が出来る全ての事をして貴之君の目を自分に向けさせたいのよ、きっと。神崎さんと会っているのを責めてそれをやめさせるみたいな、ダサい事したくないんでしょ、きっと。」
「ん〜、麻里奈さんて器用なんだか不器用なんだか良く分からないっすね。」
「不器用よ、麻里奈は。それを自分でも知ってるから一生懸命頑張っちゃうのよ。高校時代からそう言うとこ、全然変わらないわ。」
温かい眼差しで麻里奈を見つめる未央。
「俺、そんな麻里奈さんの本当の姿も知らないであのコスプレーヤーと付き合ったりしたら許せないな…。」
「大丈夫よ、伝わるよ、貴之君に。だってこんなに真剣な麻里奈、見た事ないもん。私達は黙って2人を見守りましょ?で、私達は私達で楽しみましょ♪」
「で、ですね♪」
「ねー、今日私の部屋に泊まる?」
「は、はい!」
「うん。じゃあ水着姿でエッチしよっか。」
「は、はい!」
未央と智洋は完全にセフレセックスを楽しむ仲になっていた。そんな未央が貴之と麻里奈を見つめると、2人が人気のない岩場の方に向かっているのが見えた。
(あの向こうにいい洞窟があるのよね♪頑張れ麻里奈♪)
麻里奈の瞳に映る麻里奈と貴之は岩場の向こう側に姿を消したのであった。

14時、4人は海を後にした。一泊二日のプランもあったが、麻里奈が高校生を簡単にお泊まりさせてはいけないと言ったので日帰りにしたのであった。麻里奈なアパートに貴之と麻里奈を降ろした後、智洋を部屋に連れ込み一晩過ごしたのに対し、麻里奈は貴之と食事をした後、貴之の家まで車で送って行ったのであった。


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