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Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

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第6章 お持ち帰り…?-2

会場からはだいぶ人がいなくなった。風も冷たくコートの前ボタンを締めたが体が震える。温かいジュースを買いに自販機まで歩いた。ジュースを買い取り出し口から手に取り、まずその温もりで手を温める。

「いつもジュース飲んでるね♪」
そう話しかけられ振り向くと、そこに似衣奈が立っていた。コスプレから着替えたが、赤いミニスカートに白いコートは先ほどのコスプレを思い出すし、色がクリスマスっぽく感じる。それはそれで可愛かった。

「あ…お、お疲れ様です…」
「約束通り最後まで残っててくれたんだ。来てるのはすぐ分かったけどね!だって最前列にいたし♪」
「早めに来て場所を取りました。」
「そうなんだ♪私、今日君に向かってけっこうサービスポーズしたつもりなんだけど、分かった?」
「そ、そうなんですか!?確かにいいアングル多いなぁとは思ってたんですけど、偶然かなって。」
「偶然じゃないよ。君に向けてたの♪ところで名前なんだっけ?」
「門倉貴之です。」
「あ、そうそう、門倉君♪」
自分にポーズをとってくれたのは嬉しいが、名前を覚えて貰ってあおなかった事には少しガッカリした。
しかし悪びれた様子もなくニコニコしている似衣奈に頭をかいた。

「ねぇ、寒いからどっかご飯食べに行かない?」
「え?いいんですか!?」
「オゴってあげるよ。賞金も貰ったし。」
「い、行きます!」
「うん。じゃ、行こうか♪」
2人は恋人未満以上の距離で並び駅の方へ向かった。
「ファミレスでいい?」
「はい。」
「じゃ、ここで。」
2人はソコスと言うファミレスに入る。ウェイトレスに案内されたテーブルにつく。

「本当寒くなったよねー。」
似衣奈はコートを脱いだ。薄いピンクのセーターが可愛かった。思わず見惚れた貴之に似衣奈は言った。
「あ〜、セーターとパンツが同じ色だって思ったでしょ〜?」
「お、思ってません!!」
「アハハ、ならいいわ♪」
貴之を揶揄う似衣奈はメニューを見る。
ウェイトレスに注文し、ドリンクバーを取りに行きテーブルに戻る2人。ようやくリラックスした雰囲気になる。

「今日も似合ってした!」
「ありがとう♪」
「白のサンタとか斬新でビックリしました。輝いて見えました。」
「アハハ、褒め過ぎ♪門倉君、夢中になって撮ってくれてたもんねー。特にスカートの中とか♪」
「いやいや…他のも夢中で撮りましたよ?」
「他のも、ねぇ♪」
メインはやっぱりサービスポーズだったと言わんばかりの素直な貴之に吹き出して笑った。


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