投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

Halloween 〜Trick or cosplay〜の最初へ Halloween 〜Trick or cosplay〜 36 Halloween 〜Trick or cosplay〜 38 Halloween 〜Trick or cosplay〜の最後へ

第6章 お持ち帰り…?-1

隣町の常陸市でのクリスマスコスプレイベントには開始の1時間前に会場入りした。午後5時からの開始だが、予めコスプレイヤーの場所が決まっていた。貴之は真っしぐらにニーナの場所へ行った。

しかしそれでも10人目ぐらいだ。だが運良く最前列に場所を取れた。コスプレイヤー登場の時間をまだまだかと胸をドキドキしながら待っていた。

時間になると一斉にコスプレイヤーが登場し、それぞれの場所へ散って行った。場所に着く前からカメラマンは既に写真を撮り始めていた。

(わっ!!)
一際目立つそのコスは何とほぼ純白のミニスカワンピース型のサンタコスであった。斬新…、その一言に限る。帽子からブーツまで真っ白だ。貴之にはウェディングドレスのようにも見えた。こちらまで歩いてくる姿の写真を撮りまくる。

「あっ♪」
ニーナは何かに気付いたようにニコッと笑い手を振った。
(あ!俺だ!俺に手を振ってくれた!!)
貴之は思わず嬉しくなる。だが同じように思ったのは貴之だけではない。カメラマンみんなそう思い胸をときめかせる。物凄いシャッター音が鳴り響いた。

もう慣れたものだ。ポーズを取る振る舞いが堂々としている。そしてカメラマンらが求めるキュートな仕草を熟知しているようだ。人気ナンバー1のコスプレイヤーは完璧に需要に応える。
そしてサービスポーズも織り交ぜて来る。膝を合わせて膝下を開き地面に座るとパンティが見えた。
(ピンクだ!!)
白にライトなピンクが映える。カメラマン達は身を乗り出してサービスショットを撮りまくる。貴之もズームしてスカートの中にピントを合わせて連写する。今日も性器部がパンティに浮き上がっている。その膨らみを指でツンツンしたい…貴之はそんな欲望を抱いてしまった。

多くのカメラマンが入れ替わり立ち代りあちこちのコスプレイヤーを撮影して回るのに対し、貴之はずっとニーナについていた。もう何枚撮影したかも分からない。夢中でシャッターを押していた。気のせいかも知れないがちょくちょく自分のカメラに目線を合わせてくれている気がしたし、自分に向けてポーズをとっているようにも思えた。真実か勘違いかは分からないが、どんどんニーナに惹かれて行った。

1時間が立つと個別撮影会は終わり、コスプレイヤーらが一斉にステージに上がり自由に動き回りポーズを取る。貴之は1番前に陣取り撮影していたが、当然ニーナの姿のみを追いかけていた。中には際どい水着姿の子もいたが、貴之の目にはニーナしか映らなかった。

最後にコスプレ大賞を決めたが、当然優勝はニーナであった。ティアラとトロフィーと賞金を手にして入賞者の真ん中に立つニーナはやはり群を抜いていた。

先週、最後までいてと言われたが、近づく事は出来なかったし会話もしていない。本当に終わった後会ってくれるかどうかも分からない。貴之はどうしていいか分からず、取り敢えずニーナが個人撮影していた場所に立ち廻りをキョロキョロとしながら落ち着かない様子で立っていたのであった。


Halloween 〜Trick or cosplay〜の最初へ Halloween 〜Trick or cosplay〜 36 Halloween 〜Trick or cosplay〜 38 Halloween 〜Trick or cosplay〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前