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Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

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第2章 お持ち帰り-6

会計をするのは麻里奈であった。元々ハロウィンパーティーの賞金で楽しむと言う事だった。貴之はその賞金を麻里奈に渡そうとする。
「あ、これ…」
しかし麻里奈はそれを受け取ろうとはしなかった。
「それはいいから♪好きなもの買うなり智洋くんと遊びに行くなりしなよ。」
「えっ?でも…」
「大丈夫よ。大人の私が君達に奢ってもらう訳にはいかないからね。」
「でも…」
戸惑う貴之に麻里奈はニコッて笑い耳元で囁いた。
「今からたっぷり働いてもらうから♪」
「!?」
つくづくドキッとさせられてしまう。至る所に大人の女性と言うものを感じてしまう貴之。そしていまからもっと大人の女と言うものを教えて貰えるのだと思うとその魅力にどんどん引き寄せられて行くのであった。

カラオケ店からタクシーを呼び、乗り込む4人。未央が前の席に座り後部座席の真ん中に貴之、左に麻里奈、右に智洋が座る。麻里奈がそっと手を握って来た。それだけでもこれがラブラブか!と思えてしまうほどに嬉しくなる。麻里奈の可愛い顔、胸元、太股が目に映る度に、もう少しでこの可愛いオネーサマのこの素晴らしいカラダで自分を大人にしてくれるんだと思うと痛いぐらいに勃起してしまう。20分程タクシーが走ると未央のマンションに到着した。

「こ、こんな凄いトコ住んでるんですか…?」
智洋がマンションを見て驚いた。ここは最近出来たばかりの最新設備の整った高級マンションであった。見ただけで凄いと分かるマンションであった。
「ここ、パパが管理してるマンションなの。だからタダなんだー。」
「未央さんてお嬢様!?」
「うーん、どうだろう…」
そう答える未央に麻里奈が言う。
「庶民的なお嬢様よね、未央は。良くいる常識外れのお嬢様じゃないから安心していいよ。」
「そ、そうなんですか…」
お嬢様=うまくいけば玉の輿…、そんな図式も頭に浮かんでこない少年2人だ。それよりも自分が大人になる事の方が優先的に頭に浮かんでしまう。

厳重なセキュリティを抜けエレベーターに乗る。勿論最上階だ。エレベーターを降り部屋に向かう4人。ドアのロックが解除されドアが開く。
「さぁ、どうぞ♪」
未央に招かれ中へと入る。最後に未央が部屋に入ると自動的にドアがロックされたのであった。

貴之と智洋は願望通りに、麻里奈と未央にとっては思惑通りに「お持ち帰り」に成功した、ハロウィンパーティーの夜だった。


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