投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

Halloween 〜Trick or cosplay〜の最初へ Halloween 〜Trick or cosplay〜 10 Halloween 〜Trick or cosplay〜 12 Halloween 〜Trick or cosplay〜の最後へ

第2章 お持ち帰り-5

次第に状況が把握出来て来た貴之。色っぽい麻里奈の鼻息にドキドキする。唇と唇が重なっている…、キスしてる…俺、今キスしてる…、ようやくそう感じる事が出来た。
(ああ、気持ちいい…。何て気持ちいいもんなんだ、キスって…)
周りが柔らかなピンク色に染まったかのような錯覚が起きる。まるで天国で美しい天使に優しく包み込まれているかのような柔らかな空気に体がふわふわと浮き上がっているかのような気分になる。まさに骨抜き状態の貴之。そんな貴之を現実に戻すかのようにゆっくりと唇を離して行く麻里奈。

目を開けると麻里奈が見つめていた。
「キス、初めて?」
「は、はぃい…」
「ンフッ」
今度は貴之の体に抱き着き、より密着して唇を重ねた。貴之は無意識に麻里奈の背中に手を回すと、恐る恐る少しずつ強く抱き締めて行く。今度は現実の中でするキスに、様々な事を感じる事が出来た。麻里奈のいい匂い、胸に当たる胸の感触、服の上からながらも柔らかな女体…、その全てが堪らなかった。
「んんん…」
貴之の唇の間を滑らかに侵入して行く麻里奈の舌。口の中で舌先と舌先が触れると、ゆっくりと戯れさせる麻里奈。緊張気味の貴之の舌に絡めると、貴之の口内を丁寧に優しく這い回らせる麻里奈。童貞・貴之は気が遠くなりそうだった。

(甘い…、麻里奈さんのキスの味…物凄く甘い…)
良く言うキスの味と言うものを体感した貴之はようやく大人への階段に足をかけたような気がした。この階段をもっと上がってみたい…、貴之の本能はそう叫けんでいた。
ディープキスは次第に濃厚になる。貴之は舞い上がりながらも夢中で舌を絡ませた。そのガサツで幼稚な舌の動きを優しく包み込む麻里奈の舌。ネチョネチョとなまめかしい音を響かせながら麻里奈は貴之を自分に引き込んで行く。
(似衣奈なんかすぐに忘れさせてあげるわ…)
麻里奈はそう思った。ハロウィンパーティーの時、貴之が似衣奈に目を奪われている事に気付いていた。麻里奈は似衣奈の事を知っている。麻里奈にとって似衣奈はしゃくに障る存在なのだ。その似衣奈にうつつを抜かした貴之を自分のモノにしてやる…、麻里奈は初めからそう企てていたのであった。

ゆっくりと唇を離す麻里奈。舌先同士が涎の糸で繋がっていた。もはや官能の世界に引き込まれた貴之に言った麻里奈の言葉は魔法のように貴之の耳に伝わった。
「今からもっといい事、しようよ…。」
貴之はそれ以外の言葉は持てなかった。
「はい…」
と、魂が抜かれたかのような表情で言った。

「ああ…!ああ…!」
情けない声を響かせる智洋を見る。すると、何と早くも智洋のぺニスを咥えている未央の姿が目に飛び込んで来た。
「い、イッちゃいますっっ!!」
そう叫んだ瞬間、未央は口を離して悪戯っぽい笑みを浮かべて言った。
「まだイッちゃダメ…。続きは私の部屋で、ね?」
「は、はい!!」
ギンギンに勃起したぺニスは未央の涎でベッチョリと湿っている。自分より先にフェラチオを経験した智洋に羨ましさを感じる。しかし今からお持ち帰りされ、自分も目の前のスケベで可愛いオネーサマにフェラチオして貰えるんだと思うと、もう早く帰らないと親に怒られるだの、明日も学校だのと言う重要な心配はどこかに吹き飛んでしまった。

「じゃあ行こか♪」
「はいい!」
もうカラオケ店には用事はない。早くオネーサマの部屋にお持ち帰りされてペロッと食べられる事しか考えられなくなっていた貴之と智洋はそのままコートを羽織りカラオケ店の部屋を出るオネーサマ達に腕をロックされて歩いて行くのであった。


Halloween 〜Trick or cosplay〜の最初へ Halloween 〜Trick or cosplay〜 10 Halloween 〜Trick or cosplay〜 12 Halloween 〜Trick or cosplay〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前