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「母友 純子 38歳」
【熟女/人妻 官能小説】

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F剛志の逆襲-1

純子にとっては恐ろしい催眠術師を追い払ったことで一応の安寧の日々が戻ってきた事になるがまだ後遺症は
残っていた。あの夜以後体質が変わってしまったのか一人寝の寂しさを痛感し夫のEDを恨んだものだ。
毎日のように一人指で慰め自分を鎮めていた。そんな時決まって妄想の中で剛志に貫かれている自分がいた。
しかしこの平静な毎日が続けばいずれ剛志の記憶は薄れ以前の冷静な自分が取り戻せると信じていた。
夫にも協力を頼みこの青年を完全に封鎖したことが正解だったと思えたある日、剛志の逆襲が始まったのだ。
剛志にとっては初めての経験だった。どんなにあがいても純子との面会が遮断され連絡する術がないのだ。
そうなってさらに純子の女体の素晴らしさを思い出しそれを自由に出来ない苛立ちはどんどん膨らんでいく。
そしてついに怒りは頂点に達し両刃の剣ともいえる最後のカードをきってしまったのだ。
連絡する術を無くした剛志は純子自宅の固定電話にあるURLをメッセージとして残したのだ。
この留守番電話を松井さんが聴く可能性もあるし彼女が無視する可能性もある。
だからただ一言「そのURLを見ないと君の人生は終わる。」と付け加えたのだった。
買い物から帰ってきた純子は服を着替えながら点滅している留守電ボタンを押した。
いつものようにどこかの会社のセールスメッセージだと思っていたから着替えしながら夕飯の献立を考えていた。
その時、聞きなれた声が聞こえ「君の人生が終わる。」との脅しに思わずペンを取った。
メモを片手にパソコンの前でもうかれこれ1時間は思い悩んでいた。
指定のURLを開いた瞬間、あの催眠術師が再び襲ってきそうな気がして躊躇していたのだった。
翌日になっても純子は迷っていた。そして結局そのURLを開く勇気がなくて夫に相談することにしたのだ。
ただこの日は二人の結婚記念日で夫の仕事が終わり次第食事に出かける予定があった。
楽しい時間に話すべき事ではないので後日タイミングを見て話すことに決めていた。
食事を終え夫の行きつけのバーで飲み帰宅した時には酒も回り足元もふらついていた。
酔った勢いで例のURLを開いてしまった。「人妻動画掲示板」・・・胸騒ぎを覚え剛志と入力してみた。
何人かがヒットするかと思えたが「長渕剛志」のみかヒットしタイトル「愛妻純子」だけが投稿されている。
間違いない。剛志の投稿動画を再生させて目を疑った。ベッドの上で寝転びながら見ていたのが飛び起きて
もう一度よく見た。「まっ間違いなく私だわ。あの時の映像だわ。」
何度見ても間違いなく私の痴態だわ。顔にはモザイクがしっかり掛けられてはいるが見間違うはずはない。
「なんという卑劣な男なの。あの時盗撮していたのだわ。絶対に許さないわ、訴えてやる。」
しかしもう一度そのビデオを見て、男にまたがり自分でも恥ずかしい程の腰振りと絶頂の歓喜の声を聞いた時、
その思いは消し飛んだ。まず夫が許してくれるはずのない映像だ。それに同意の上のハメ撮りだと言われれば
弁明の余地のない程激しい行為だ。この動画にはすごい数のレスが投稿されておりそのほとんどが純子の肉体の
素晴らしさを称えるものであり、行為の激しさを羨むものであった。
しかしその中にはモザイクなしの奥様を拝見したいというのがあった。
このレスに長渕剛志は丁寧に答えている。「次回の投稿時にはモザなしの顔見せ映像をお見せ出来るかも知れません」
「恐ろしい。」純子は全身に恐怖を感じた。剛志は今日にでも二回目の投稿をするかもしれない。
いてもたってもいられず深夜にもかかわらず剛志にLINEした。
「動画見たわ。ひどいじゃないの。君がそんな事をする男とは思わなかったわ。次やったら訴えますからね。」
これを受け取った剛志は小躍りして喜んだ。今まで亀のように閉じ籠り完璧に籠城していたのが扉1枚が開いたのだ。
彼女の性格は分かっている。通信方法さえあれば他の城門も開かせ開城できる自信があった。
さらに会うことが叶えば外堀は勿論内堀まで埋め尽くし完璧に落城まで追い込めるはずだ。
純子は焦れていた。LINEはすぐに既読になったが何も言ってこないのだ。
だから剛志の考えや動きが読めなくて不安な毎日を送っていた。
ひやひやしながら例の「人妻動画掲示板」を毎日チェックしていた。


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