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切恋
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切恋−決−-1

((今日も雨かぁ・・12月なのに・・・憂鬱。翔・・・元気かなぁ))



あれから2ヶ月

もう2ヶ月もたったんだね

翔は元気?あたしのこと忘れてくれた?

あたしは・・・やっぱり無理みたい

翔のこと本気で愛してるから

--------------

「あーい!元気ないぞ!そんな顔も今日まで!テスト終わったし、明日から冬休み!ぱーっと遊ぼうよぉ」

「秋、うん!遊ぼう!」



もう冬真っ只中

肌寒かった秋ももう凍える冬に変わっていってた

翔が帰るまであと3ヶ月

ズタズタに傷ついてもそばにいるべきなのかな

わからない、わかんないよ、翔

でも翔がそばにいないから、寒くて寒くて死んじゃうよ・・・

「もう冬休みだねークリスマスも近いし!まぁフリーのうちらには全然関係ありませんけどね!笑」

「だねー。クリスマスどうする??遊ぶ??それともバイトとかしてみる??」

「バイト!!いいねぇ!自給高いし!社会経験でもしとく??」

「じゃあ24日は短期のバイトして25日にぱーっと使っちゃおうよ!」

「だね!」

簡単なノリでイヴはバイトをすることになった

何も考えたくないあたしにとっては好都合だったから

そしてそのままバイトの面接もパスしてイヴ当日、女同士の楽しくもあり寂しいイヴのはずだったのに・・・・



「はー。。。なんで秋は風邪ひくかなぁ。ひとりでバイトって寂しい!寂しすぎる!」

出来すぎてるかのように秋は風邪ひいてせっかくのバイトもキャンセル

もちろんクリスマス当日も遊べるわけはない、神様って本当はいないんだ・・絶対

結局ケーキ売りのバイトは愛と代理の人とペアに

「まさとって言います、今日だけだけどよろしく。友達・・・残念だったな、こんな俺とでごめんな。」

「あ。。こちらこそよろしく。愛っていいます・・・まぁとことんついてないよ。せっかくサンタのコスプレふたりでやるはずだったのに。1人って寂しすぎ。。。」


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