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堕ちていく教え子たち
【調教 官能小説】

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絵美里 自分の指でそこを開きなさい-4

 「やっぱりか…。」
 思わず俺は呟いた。突き刺さる氷のように冷徹な視線を投げてくる女生徒が一人だけ居る。姫野麗花。絵美里の一つ上、つまり夕夏と同じ学年で、友人たちからはヒメ、と呼ばれている。それはもちろん苗字に由来するものだが、同時に彼女の華麗な立ち居振る舞い、高潔な人格から、尊敬と親愛を込めてつけられた称号でもあるのだ。
 最初のうちこそ近寄りがたいという印象を持たれ、孤立しがちだった彼女が今は友人たちに囲まれ親しまれているのは、今まさに心身ともに俺に崩壊させられている絵美里の存在によるものだ。絵美里と共に居るとき、何故か麗花の表情は和らぐ。それを見た者は彼女の中に暖かいものを感じ、心の壁を解く。
 「せ、先生…」
 よそ見をしていた俺に、少しだけ思考を取り戻した絵美里が不満を漏らした。
 「あ、ごめん。」
 怒涛のような俺の攻撃が絵美里の精神を粉々に崩壊さていく。ありえないほどの快感の電撃が彼女の全身をビリビリと痺れさせ、声にもならない切ない息を吐きながら絵美里は目を閉じた。


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