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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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県警本部同時多発爆発テロ-5

昨晩、結衣を巧みにホテルに連れ込むことに成功した小倉旬。部屋に入ろうとドアを開けた瞬間、何者かに背後から蹴飛ばされ部屋の中に転がり倒れた。慌てた旬が振り向くと、そこには信じられない光景があった。何と中垣結衣が2人いたのだ。床に倒れた際に頭を打ったかと思い目を擦り再度顔を上げた。しかし光景は変わらなかった。そこには2人の中垣結衣がいた。

驚いたのは結衣も同じであった。まるで鏡を見ているようであった。しかしすぐに気付く。もう1人の自分は特殊メイクで自分の顔を再現した誰かだと言う事を。そしてその正体にもすぐに気付いた。結衣は事件の情報を処理している。彼女がさわチンこと小沢有香に特殊メイクの力を借りて旅客機同時多発テロを犯した事を。しかし彼女が自分の味方だと言う保証はない。一体何のために特殊メイクをしてこの場に現れたのか全く分からなかった。

「中垣結衣さん、この男、サーガの手下よ?」
もう1人の自分がそう言った。
「えっ…!?」
結衣は旬の顔を見た。
「危なかったわね。あなた今から豹変したこのゲスにレイプされて動画撮られてネット配信されるところだったのよ?」
「えっ…!?」
思いもよらぬ言葉にただただ呆然とする。
「この男はね、まずあなたと普通にセックスした後に監禁してレイプ動画を撮り、それをネタに警察を動揺させ、あなたを捜索し始めた隙を突き県警本部にテロを仕掛けるために送り込まれたサーガの手下。それを合図に全国の県警本部にテロをしかける計画を立てていたのよ?」
「ま、まさか…」
疑いの目で旬を見た。
「…、お前は一体何者だ?」
旬の目つきは変わっていた。その目は犯罪者の目に近かった。どうやらもう1人の自分が言う事は正しいようだ。そう気付くと急に怖くなった。
「フフフ、何を怯えてるのよ?」
余裕綽々の結衣…いや海老川優里に旬は怒りを覚える。
「よく分かんねーけど、お前らまとめてレイプしてやる!双子とセックスするようなもんだからな!!」
そう言って優里に襲いかかる。しかし目の前に映ったのはハイヒールであった。優里の洗礼された蹴りが旬の顔を見事に捉えた。
「ぐあっ…!」
旬は意識が飛び再び床に倒れた。次に気付いた時は自分の顔をハイヒールで踏み躙る優里の姿であった。
「この男も相当な数の女を泣かせて来たわ?よかったわね、あなたもその1人にならなくて。結衣ちゃん?あなた警察の割には警戒心がなさすぎよ?」
「す、すみません…」
ついつい謝ってしまったのは、どうやら海老川優里は自分を助けてくれたのだと分かったからであった。


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