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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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県警本部同時多発爆発テロ-6

「ざけんなこの野郎!」
顔を踏みつけられ頭に来た旬が脚を払い除ける。再び優里に襲いかかろうとしたが、ピタリと動きを止めた。なぜなら優里が自分に向け拳銃を向けていたからであった。
「ふん、ど、どうせ偽物だろうが…」
そう言いかけた時、自分の頬を何かが通り過ぎて行くのに気がついた。そして背後にあった花瓶が粉々に砕け散る。
「えっ…?ま、マジ…?」
「マジよ?私はいつでも、ね。」
そう言って素早く旬の背後に回り込み手を抑え銃口を旬のこめかみに当てた。
「さて、あんたらの悪だくみを教えて貰おうかしら?」
「な、何でお前なんかに…」
そう言った瞬間、カチッと音がした。旬の全身に緊張が走る。
「今すぐ死ぬ?」
「ふ、ふざけんなよ…」
「フフフ、震えてるじゃない。強がっちゃって。」
「な、何だと…!?」
「ねぇ?一回足でも撃てば素直になってくれるかなぁ?すぐに殺しちゃつまらないし、少しずつ痛みを与えて行ってなぶり殺す方が楽しいのよね。」
「あ、頭おかしいだろ!」
「おかしくなければこんなコトしないわ。しょうがないわねぇ、まず脚を撃たせて貰うわね?」
こいつは本当にやる…、気配でそう感じた。
「わ、分かった!言う、言うよ…」
ついに観念した旬。優里は佐川の計画を聞き出した。
「愚かな事考えてるわね、佐川は。ねぇ、結衣ちゃん、聞いたでしょ?今から県警本部に戻って今の事を話しなさい。全国の県警本部に連絡して明日の朝、一網打尽にするといいわ?県警には私が電話しておくわ?」
「は、はい…」
結衣は慌てて立ち上がり部屋から出ようとした瞬間、振り返る。
「ありがとうございました…。」
そう頭を下げて出て行った。

「あんないい子をレイプしようだなんてゲスよね。」
そう言って縛り上げる。すると部屋に誰かが現れた。
「さ、ビデオ録ろうか。」
「そうね。」
入って来たのは歩美であった。歩美は優里が旬に暴行する動画を録画する。
「この動画を間違って流した時の佐川の姿…ウケる〜。」
最後に体に時限爆弾を巻きつけ服を着せた。
「いーい、さっき言った通り動くのよ。おかしな真似したらすぐに爆発させるからねる」
優里はニコっと笑い体を縛られているフリをする格好をしてサーガの居場所まで旬の車の助手席に乗り向かうのであった。後部座席にいる歩美の手には起爆装置が握られている。車の中では自らも被害を受けるために爆発はないだろうと思う旬だが、抵抗する気持ちには全くなれなかった。

「いーい、おかしな真似をしたらあんた、吹っ飛ぶわよ?打ち合わせ通りに中垣結衣を拉致してきたフリをするんだからね?さもないとあんたの家の家族もどうなるか分からないからね?」
「わ、分かったから…せめて家族は…」
「あんたし・だ・い♪」
歩美は後ろから旬の肩をポンポンと叩いて笑った。

そして予定通りに佐川の元にたどり着いた旬と優里であった。


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