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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第11話 雑踏の痴態-6

 一旦硬直。だが、苑子がヴァギナを責める。腰はスィングを再開し、またまた、美紀子は絶頂。
 3度目の絶頂の後は、美紀子は長く、余韻に浸る事が出来た。苑子が、ようやくヴァギナを解放してくれたから。
 そして美紀子は聞いた。クラスメイトの絶頂の声を。早苗と瑞樹が、美紀子の痴態をおかずに、オナニーで絶頂を迎えていたのだ。美紀子の中に、喜びが広がる。
「美紀子のオナニーも見せて。」
 そう言ったのは亜由香だった。大きな“きんちゃく袋”を、差し出しながらの発言だった。美紀子は、袋を受け取る。きんちゃく袋の中に、長くて硬い物が入っている事に気付く。袋の上から、亜由香がその長い物の、中ほどに触れると、その長い物の先端が、ブーンと振動し始めた。
 亜沙美は、その先端部分を持って、美紀子の股間に押し当てて来た。すさまじい快感が、股間から全身へと駆けのぼった。
 きんちゃく袋の中には、電気マッサージ器が仕込んであったのだ。バイブよりはるかに強力な振動を発生する。大きすぎて、ヴァギナに刺し込むのは難しいが、外から振動だけで、十分な刺激を与えて来る淫具だ。本来の用途がどうであろうと、今、彼女達にとっては、淫具以外の何ものでも無いのだ。
 きんちゃくの中に入っているから、他の買い物客には、それが何かは分からないだろう。大勢の人の雑踏や話し声に満ちた店内では、電マの立てる音も気付かれにくいだろう。だが、電マのもたらす刺激は、服の上からであっても充分な威力がある。
 つまり、きんちゃくに入れられたままの電マを股間に押し当てる事で、公共の場で、公衆の面前で、人知れずオナニーを愉しむ事が出来るという事だ。
 それに気づいた美紀子は、自分の手できんちゃくを股間に押し付け始めた。亜沙美も苑子も、美紀子から少し離れて、じーっと鑑賞し始めた。
 土産物店の片隅で、きんちゃくを抱きしめるように抱える女子高生。事情を知らない者には、それだけの事にみえるだろう。そのきんちゃくの中に、長くて硬い棒が入っている事や、その先端が猛烈に振動している事になど、気付く事は無いだろう。だから、それがオナニーシーンだなどとは、まず誰も思わないだろう。
 だが、美紀子はオナニーをしていた。よく見れば、腰も前後にスィングし、きんちゃく袋も上下に動いている。腰を押し付けて股間を圧迫し、きんちゃくを滑らせて股間を摩擦し、振動だけでは無い刺激を、ヴァギナに与え続けているのだ。
 分かる者にしか分からないやり方で、事情を知る者しか気づき得ない方法で、美紀子は、土産物店の片隅で、全力のオナニーを繰り広げ始めたのだ。1分程オナニーを愉しんだところで、美紀子は絶頂した。クラスメイトに、オナニーでの絶頂を披露したのだ。
 そこまでは、クラスメイト達によって、他の買い物客の視線からは遮蔽されていたが、美紀子が気づかない内に、絶頂シーンを鑑賞出来て満足したものか、クラスメイト達はその場から立ち去って行った。
 そのことで美紀子のオナニーシーンは、衆目に曝された。買い物客達の目に触れる状態に、させられてしまったのだ。だが、美紀子は夢中だった。クラスメイト達以外には気付かれないと安心し切って、目を閉じ、股間に意識を集中し、ひたすらに快感を貪っているのだ。
 すぐ傍を、買い物客達が次々に通って行く。美紀子はオナニーを続ける。そしてまた、絶頂した。大きく体をのけ反らせる美紀子に、一瞬何事かと視線を送る客はいた。だが、皆、あまり気にも留めずに、買い物を続けた。
 少し様子のおかしい女子高生だとは思われただろうが、誰も、まさかオナニーの真っ最中だなどとは思わないようだ。
 美紀子は、公衆の面前における、オナニーでの絶頂を、2回、3回と繰り返した。端正な顔立ちの女子高生が、大きなきんちゃく袋をぎゅっと抱きしめて佇む姿は、オナニーをしていると知らずに見ても、なにやら切なげで愛くるしい雰囲気を感じるが、オナニーをしていると分かった上で見ると、猛烈にエロティックな姿に見えた。
 そんな姿を衆目に曝しつつ、5回の絶頂を堪能した後、ようやく美紀子は、自分が一人で取り残されている事に気が付いた。羞恥の念が嵐のごとく、美紀子の脳内を吹き荒れた。きんちゃく袋の上から手探りで、電マのスイッチを切り、しばらくはじっと、快感の余韻が覚めるのを待っていた。
 だが、美紀子の中に、誘惑の念が忍び込んだ。どうせ、誰も気付きはしないだろう。きんちゃくを抱きしめて、立っているだけにしか見えないだろう。なら、あの快感を、諦める必要は、無いのでは。
 媚薬の影響下で、何度も絶頂の快感を味わった美紀子には、その誘惑のエネルギーは、実に強大なものがあった。公衆の面前でオナニーをするのは恥ずかしい。万が一、気づかれてしまった場合を考えると、恐ろしい。でも、美紀子は、気持ち良くなりたいのだった。
 誘惑と闘いながら、美紀子は、土産物店のスィーツコーナーに、佇み続けるのだった。

 少し時間を戻すと、瑞樹たちが立ち去った直後の佳代子が、ピンクローターをヴァギナに咥え込んだ状態で、アクセサリーコーナーで、立ち尽くしている。青いジャージのズボンは、穿かされたが、パンティーは取り去られていて、ノーパンの状態だ。
 何回もの絶頂の余韻も未だ抜け切れず、ヴァギナに咥え込んだピンクローターのリモコンを、手の中に握っている。


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