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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第11話 雑踏の痴態-5

 美紀子は、原因不明の股間の疼きに苛まれながら、土産物店の、入って右にあるスィーツコーナーで、ぼーっと斜め上を見上げていた。媚薬の影響下に置かれているのだ。
 少し風邪気味の美紀子は、弥生からマスクを渡されたのだが、それに媚薬が噴霧されていた。他のクラスの友人達と、このスィーツコーナーを物色している時に、媚薬の影響が現れて来て、この場に立ち尽くすことになったのだった。他のクラスの友人達には、もうしばらくここの商品を見ているから、自分に構わず他の土産物を見て来るようにと伝えてあった。
 自分の身体に何が起こっているのだろうと、少し不安な気持ちも出て来た矢先、美紀子はクラスメイト達に囲まれた。仲の良いクラスメイトが周囲にいるという環境に、美紀子は不安を吹き飛ばされ、ほっこりとした安心感に満たされた。それどころか、猛烈にクラスメイトに甘えたい願望が湧き上がって来る。
 直ぐ左隣に亜沙美がいるのが目に入り、思わず彼女に寄り添って行った美紀子。長身だが幼顔の亜沙美が、この時美紀子には、とてつもなく愛しい存在に思えたのだった。
 美紀子は自覚してはいないが、それは、亜沙美に対する欲情の高まりだった。媚薬の影響で、これまで感じた事の無い亜沙美への性的欲求が、高まっていたのだが、処女で純情な女子高生である美紀子には、それを自覚する事など不可能だった。
 だが、確かに亜沙美に発情してしまっている美紀子は、彼女にマスクを外され、レズキスを仕掛けられても、素直にそれを受け入れてしまった。お土産屋の中という場所で、衆目に曝されている状況だとは認識していたが、女子高生同士でキスをする場面くらい、それほど珍しくも無いし、ぎりぎり許される範囲だろう、などとも思ったのだった。
 だが、亜沙美の方は、美紀子を凌辱する気満々なのだった。前日に、サービスエリアでAに処女ヴァギナを献上した亜沙美は、今ではすっかり、涌井達の奴隷なのだ。その彼等が、美紀子の処女ヴァギナを、今ここで愉しみたいと言っているのだ。亜沙美は、ただ従うのみだった。
 チュウチュウと吸い付いて来る亜沙美の唇は、美紀子の唇にすさまじい快感をもたらしていたので、亜沙美の手が美紀子の乳房を揉みしだいて来ても、美紀子は何の反応も示せなかった。
 キスまではともかく、お土産屋で衆目に曝されている状況で、乳房を揉まれるのは、いくら何でも、という心の片隅での囁きは、美紀子の行動には、微塵も現れて来なかった。そして、次に訪れた快感によって、心の片隅の囁きでさえ、綺麗さっぱりとかき消されてしまうのだった。
 背後から苑子が、美紀子の股間に手を突っ込んで来たのだった。手の平の真ん中あたりで美紀子の尻を味わいながら、指先を美紀子のヴァギナに突き入れて来たのだ。ジャージ越しではあるものの、美紀子を充分に快感に溺れさせるほどに、苑子の指はヴァギナに突き刺さっているのだった。
 ねっとりと糸を引きながら唇を離した亜沙美は、深く深く美紀子の乳房を揉み込みながら、呟いた。
「良いな、美紀子は。可愛いオッパイしていて・・」
「え・・?そんな・・あたしの別に、大きくないよ・・」
 美紀子の乳房は、小さいとは言わないが巨乳でも無い。だが、小ぶりな乳房の亜沙美からすれば、十分に魅力的な大きさを誇っていると思え、羨ましいのだ。だが、美紀子も、すらりと背の高い亜沙美の体格を、羨ましく思っているのだ。腰に手を回し、抱き付くような仕草でその想いを表現した美紀子に、亜沙美は、更に大きく深く胸を揉む事で応えた。
 ここで、少し周囲の様子が気になった美紀子は、誰かに見られてはしないかと首を巡らせる。周囲にはクラスメイト達がいて、他の客達の視線を遮蔽してくれている事が分かった。早苗や瑞樹や亜由香や真美など、美紀子には心を許せるクラスメイト達が、その身体で美紀子達の痴態を、衆目から守ってくれている。そう思うと安心し、美紀子は大きく腰をスィングさせ始めた。苑子に弄られているヴァギナの快感に、じっとしていられなくなっていたのだ。
 更に、美紀子は見た。彼女達の痴態を鑑賞しているクラスメイト達が、自分の股間に手をやって、指を蠢《うごめ》かせているのを。おかずにされているのだと、気付いたのだ。クラスメイト達が、亜沙美と美紀子と苑子のレズシーンを見て、興奮を高め、オナニーをしているのだ。それは、美紀子の興奮を、嫌が応にも高めた。
 その興奮の高まりを察知したかのように、亜沙美は脚を、美紀子の股間に押し付けて来た。スィングしていた美紀子の腰遣いは、彼女のクリトリスを亜沙美の太腿に、ジャージ越しにではあるが、擦り付ける事になった。
 更なる快感が全身を走り、腰のスィングは加速した。加速した腰のスィングは、一層強力に美紀子のクリトリスを亜沙美の太腿に押し付け、快感を高めた。
 今や美紀子は、全速力の腰のピストン運動で、股間を亜沙美の脚に押し付けているのだ。ヴァギナは苑子の指に抉《えぐ》られ続けている。乳房も亜沙美に揉みしだかれ続けている。亜沙美のディープなレズキスも、再び美紀子に襲い掛かる。美紀子はもう、辛抱たまらないのだった。
 美紀子は絶頂した。絶頂にのけ反り、一旦体を硬直させる。だが、ヴァギナを責める苑子の指は、容赦なく美紀子を責め立て続ける。また、腰がスィングする。また、快感が全身を貫く。そしてまた、美紀子は絶頂した。


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