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告白
【レイプ 官能小説】

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犯された私-2


 私は、自分の判断が間違っていたことにようやく気付きました。おそらく彼はまだ温泉に入っていて……いいえ、今頃は約束した場所で私のことを待っているに違いないと、そう思いました。ただ単に、私の早とちりのせいですれ違っていただけなのです。
 だったら一刻も早く彼の元へ急がなければなりません。部屋の中央に敷かれた二組の布団をちらりと見て、入り口のドアに向かおうと私が踵を返した、その時でした。
 こんこん、とドアをノックする音が聞こえたのです。
「はい」
 彼がお風呂から帰って来たのだと思い、私は咄嗟にそう返事をしたのですが、その声を無視するかのようにふたたびドアがノックされます。
 開けてくれ、という意味の合図だとは思ったものの、鍵なら彼も持っているはずだし、それなら自分で開ければ済む話なのです。
「鍵を落としちゃったの?」
 そう言って私はドアの内側から鍵を開け、彼を招き入れるべくドアノブをゆっくりと回しました。異変が起きたのは、その直後でした。
 乱暴にドアが開け放たれたかと思うと、次の瞬間には数人の黒い人影に押し入られ、何者かの手によって口を塞がれた私は悲鳴をあげることすらままならず、気付いた時には布団の上に組み敷かれていました。
 まったく身におぼえのない一瞬の出来事に、私がパニック状態になるのも無理はありません。
 相手は見知らぬ三人組の男で、年齢はだいたい二十代半ばくらいでしょうか、その鋭い目つきはまるでお腹を空かせた狼のようでした。
「へええ、けっこう可愛いじゃん」
 男の一人が私の顔を見てにやつきます。
「さっさと脱がしちまおうぜ」
「そうだな」
 そんな彼らの会話を聞き、口を解放された私は必死の抵抗を試みます。
「いやっ、やめて……、放してっ!」
 私が大きな声を出したのが気に入らなかったのか、男がものすごい形相で睨み付けてきて、平手で私の頬を引っ叩くのです。
 ぱしん、という鈍い破裂音と共に、熱を伴った痛みが顔半分を覆い、やがて抵抗する気力をも私から奪っていきました。
「俺らを怒らせると何するかわかんないよ?」
 男の一人が小型のナイフをちらつかせるのを見て、私は絶望しました。堪えていた涙がまっすぐに流れ落ち、目の前の視界を滲ませます。


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