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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第1話 女教師、発情-3

 辰己は、弥生の囁きに構わず、ペニスをぐりぐりと押し付け続ける。
「あっ!」
 また、微かな悲鳴。しかし、前回のは、驚きが大半を占めるものであったのに比して、今回のは、快感にあえいだものであった。その事も辰己には、はっきりと感じ取られていた。
 辰己がぐりぐりと押し付けるにつれて、弥生の尻は後方に、ぷりん、と大きく突き出されて行く。前傾姿勢が、見る見る内に深くなる。心がどんなに拒んでも、体が、その刺激を、快感を、求めてしまうのだ。
 媚薬やエロ本だけでは、ここまでの効果は無かったであろう。弥生の体が、その感触を覚えていて、求めていたからこそ、こうも簡単に彼女は抵抗を封じられ、いけないと叫ぶ心の声をかき消されてしまったのだ。
 少し前の「止めて下さい」の囁きは、弥生の最期の、そして唯一の抵抗となった。弥生の口元から、糸を引いて床に落ちた涎の滴が、それを決定づけた。涎がこぼれ落ちるのを、止める事も出来ないどころか、気付く事も出来ない。それほどに、彼女の身体は、理性の制御から外れてしまっているという事だ。
 口は、先ほどより更に大きく開けられ、首は脱力したように斜め上を向き、両腕は乳房を、グイグイと両脇から圧迫して、無意識の内に自らに刺激を与えている。数分前まで、爽やかで朗らかだった女性教師が、書店という公共性の高い場で、快感を求めるカラダを抑え切れずにいるのだ。
 辰己のペニスは、こんもりと盛り上がった尻の肉塊を横切り、タイトスカート上に生々しくシルエットを曝す割れ目に落ちて行き、そして、割れ目に沿ってヴァギナへと至り、スカートの布地の上から、女性教師の欲情の震源地を、前後に、小刻みに摩《さす》り上げた。
「はっ、はぁあっ、はっ、はっ、はぁっ・・」
 ペニスの動きに同調するように、弥生は吐息を漏らした。リズミカルに何度も、浅い吐息を漏らし続けた。十数回の吐息に続いて、またも涎が唇から零れ落ち、書店の床を叩いた。いつしか両手は、前にある本棚に置かれ、そこに体重を乗せるようにして、一層深い前傾姿勢を取っている。その分弥生の尻も、後方へと、これでもかと付き出され、辰己の下腹部にその弾力を味わわせている。
 完全に焦点を失った両の眼は、理性や思考能力の消滅を吐露し、もう何をしても、何の抵抗も受けない事を、辰己に確信させていた。
 シャカシャカシャカシャカ・・と、辰己のペニスがタイトスカートを摩擦する。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、・・・」
 小刻みな吐息は、徐々にその深さを増して行く。トーンも、上がって行く。また、涎の滴が、それも、先ほどよりも大粒のものが、1滴といわず、2滴3敵と、ボトボトと、床を目がけて突進して行った。
 3分程も、タイトスカート越しのマンズリを愉しんだだろうか。不意に辰己は、身を引いた。弥生の後方数cmに距離を取る。
「え?」
という表情で振り返った弥生。が、前傾姿勢は、突き出された尻は、そのままだ。その視線には、乞うような、媚びるような香りがある。
 大きく広げられた両掌で、辰己は、タイトスカートの布地をパンパンに引っ張っている、弥生の尻の2つの肉塊を、むんずと掴んだ。ビクンと、また弥生がのけぞる。体を後ろに反らせるというより、胸を斜め下前方に付き出すような動きだ。尻はその分、更に後方に圧力を加える。ぐわっし、ぐわっしと、辰己が尻を揉み込むたびに、弥生の乳房が斜め下前方に付き出される。
 決して巨乳というサイズではないが、目いっぱい背筋をのけぞらせ斜め下前方に付き出されたその双丘は、弥生のすぐ目の前の棚の、書籍に埋め込まれた隠しカメラに、なかなかに迫力のある映像を提供していた。


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