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《見えない鎖》
【鬼畜 官能小説】

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〈二人だけの宝物〉-1




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『裕太に裕樹、留守にするけど頼むぞ』

『花恋、お休みの日だからって遊んでちゃ駄目よ?しっかり勉強してないと』


父も母も、朝早くに出掛けていった。
花恋のデートも、裕太や裕樹と“出掛ける”事も聞かされないままに。

つまり、今この家には三人しかいない。


『オイ、俺が“プレゼント”した下着、ちゃんと着けたんだろうな?スカート捲って見せてみな』


裕太の部屋に呼ばれた花恋は、言われるがままに兄弟の前でスカートを捲った。
まだ多少の戸惑いは見えるものの、それは殆ど焦らしにしか見えない。
この一週間で花恋の羞恥心は、確実に可笑しな方向に曲がりだしていた。


ライトブルーの半袖のYシャツに、青と純白のチェック柄の短めなスカート。
そしてYシャツと同じ色のソックスという衣装は実にシンプルで、しかし、曝け出されたパンティは派手な物だった。


晴れ渡る空を思わせる青は目にも鮮やかで、空に伸びる雲を思わせる白いフリルは足ぐりだけでなく、股布と前後の“みごろ”を繋ぐ部分にも施されていた。


この17才の少女が穿くにはあまりに装飾過剰な下着は、裕太がネット通販で買った物。
ならば売り飛ばす為の白い下着もネット通販で買えばいいようなものだが、そんな事は花恋が口に出来るものではなかった。


『さあて、お楽しみのデートは12時に〇〇駅で待ち合わせ…か?よし、行くか』

『もたもたすんなよ。行くぞ、ほら』


花恋はスマホと財布を入れたバッグを持つと、一言も言わずに階段を下り、青いスニーカーを履いて裕太のミニバンの後部席に乗る。

それはとてもデートに向かう少女の顔ではなく、今日という日が無事に終わるのかという不安に満ちたものだった。


(……あれ?何処に……)


花恋の予想は的中した。
ミニバンは店舗が連なる市街地とは真逆の、町外れの方に向かっていく。
更には細い路地に入って右折左折を繰り返し、程なくして雑草の生えた広い駐車場に着いた。



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