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【SM 官能小説】

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鏡【裏側】〜初恋〜-3

(初めての女…初めての女…)
洋子さんの言葉が俺の頭の中を駆け巡る。すっかり裸になった俺に洋子さんの柔らかな肌が触れた。経験したことの無い感触に頭の中は真っ白になってゆく。クラスの女子たちの青臭い匂いとは明らかに違う成熟した女性の香りはワインを彷彿とさせる。
洋子さんの唇が再び俺の唇に触れる。
啄むように俺の唇を弄ぶと洋子さんの舌先が侵入してきた。
…ん…
俺はどうしたら良いのかわからない。されるがままの俺に洋子さんの唇が離れる
「大人のキスを教えてあげるわ。」
そう言うとバックの中から小さなキャンディーを取り出し、口の中に入れる。
「二人で舐めるのよ。溶けて無くなってしまうまで。」
そう言いながらまた俺にキスをする。
洋子さんの唇から俺の口の中に渡されるキャンディー。それを取り返すように侵入してくる洋子さんの舌。取られまい、とっさに俺の舌が洋子さんの舌を捕まえる。二人の舌の間をキャンディーが行き来する。口の中に溢れる甘い唾液。俺のと洋子さんのと…混ざりあう唾液。
キャンディーなんかどうでもよくなってくる。洋子さんの舌を離したくない。俺は洋子さんの舌を吸う。甘い唾液を音をたてて飲み込む。
(もっと、もっと、もっと欲しい…)
もっと出して…もっと飲ませて…催促するように洋子さんの舌を甘く噛む。
洋子さんは、俺の口の中深く舌を差し込むと喉に流し込むように唾液を送り込む。
「ゴクリ」
俺の喉が音をたてるのを聞く。キャンディーはとうに溶けて無くなっていたが、俺たちはお互いの舌を絡めたまま貪っていた。
「ぁふっ…」
洋子さんが溜息と共に唇を離した時、俺たちの口の中から長く長く銀色の糸が延びていた。
「…とても上手よ」
洋子さんが微笑む。ボッ!恥ずかしさに体が熱を放つ。
(洋子さんとキスをした!)
俺にとって初めてのキスは極上の女性との極上のキスだった。
「…あら?」
俺の上で洋子さんは呟くと、俺のわき腹をなぞるようにゆっくりと下に手を下ろしてゆく。
「はぁうっ!」
洋子さんのしなやかな指が俺のモノに触れた。
ゾクゾクゾク…
全身に電気が走る。
「若いのねぇ」
洋子さんが艶やかに微笑む。
想像を超えた激しく情熱的なキスは、俺の体中に熱い刺激を送っていた。俺のモノははちきれんばかり膨張し、天を向いている。
「ぁ…」
俺はなんだかイタズラが見つかった幼児のような気持ちになって
「ご、ごめんなさい…」
と、謝ってしまった。
洋子さんは一瞬キョトンとした顔をしたが、
「謝ることなんてないのに」
溢れるような笑顔を見せると
「健康な男の子の証拠よ。それに…とっても嬉しいわ」
ウフフと笑うと俺のモノに顔を近づけ
「チュッ」
音をたててキスをした。
「ひあっ!」
いきなりのキスをモノの先に感じて、不覚にもマヌケな声をあげてしまった俺。
「なんて可愛いの…」
クスクスと小さな笑い声をたてながら洋子さんは俺の狼狽を楽しむように何度も何度も軽いキスを繰り返す。
「だ、駄目だよ…洋子さ…あぁっ!」
洋子さんの舌が裏側の筋にそってペロリと舐めた。
「先に一回出しておこうね。」
そう言うと、ペロペロと俺のモノを舐める。
先端を舌先でチロチロ舐めたかと思うと、付け根から上に大きく舌を這わす。
「ぁぁ…ぅあっ、洋子さん…洋子さん」
今までに自分の手で擦ったりしごいたり何度もオナニーをしてきたが、そんなのはてんで子供騙しだ。今俺に訪れている快感に比べたら月とスッポンだ…。
洋子さんの舌に翻弄されながら俺はそんな事を思っていた。
「!!」
不意に洋子さんが、俺のモノを口中に入れた。
「うゎぁぁぁ」
目の前がチカチカした。
洋子さんは口の中で舌を這わせる。洋子さんとは別の生き物のように舌が蠢く。
「洋子さん…ぁぁ、もう俺…もう俺…」
大人の女性から初めて受ける口技に尻の青い小僧が耐えられるわけもない。
「!くっ…ぅぁぁぁぁっ!」
悲鳴にも似た声をあげると、俺は洋子さんの口の中に盛大に白濁した液をぶちまけた。
洋子さんは目を瞑り、俺のモノから迸りが完全に止まるまでしたいがままにさせていたが、止まったのがわかるとモノの中に残された最後の一滴まで絞り取るように舌でしごき、ゴクリと音をたてると全てを飲み干した。


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