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(短編集)水脈・恍悦ガール
【コメディ 官能小説】

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恍悦ガール-2

「ほう、校閲ねえ。あのドラマみたいなやつ?」

小さい事務所には3人の男がいたが、その中の一人、中肉中背、色黒の中年男が面白そうに聞いてきた。

「そうです。事実確認も含めて検証する仕事をさせてください」

悦子は深々と頭を下げた。

「わかった。採用しよう。今からでもできるかな?」

「へっ?」

何を言われたのか一瞬わからなかった。

「社長、そんなにあっさりと決めていいんすか?」

若い男が、採用を決めた社長に向かって怪訝そうに聞いた。

「熱心でいいじゃないか。何よりも事実関係を検証したいって希望してるんだぞ。こんな奇特な入社希望者なんて、そうそうないぞ」

社長はニヤニヤした笑いを浮かべて言ったが、採用に興奮した悦子はその笑みに隠された意味には気づかなかった。

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

悦子は元気よく頭を下げた。それを尻目に社長は社員の一人に目配せをした。

「じゃあ、早速この原稿に目を通して、事実関係を検証してくれるかな」

社長に原稿を渡された悦子は、案内された席に着いて、その中身を確認した。

「な、何これ?」

驚いた悦子が目にした原稿は、アダルトな内容の漫画だった。

驚きで固まる悦子の胸が、後ろからいきなり揉まれた。

「ヒッ!」

息を飲んで後ろを振り向くと、にやけた社長の顔があった。

「や、やめてください!」

驚いた悦子が身を捩って逃れようとしたが、社長の力は強く、それは容易ではなかった。

「さあ、検証だ。この作品みたいに、嫌がってる女が本当は感じてるかどうかを調べてみよう。おい、押さえていろ」

タイムリーなことに、その漫画はオフィスでセクハラを受ける女性社員という内容だった。勿論、社長が敢えてそれを選んだのは言うまでもなかった。

胸を揉みながら言った社長の合図で、若い社員が悦子を押さえつけた。

「おとなしくしろよ」

勿論、その社員も、社長に代わって悦子の胸を揉むのを忘れていない。指示以上のことをすることは、優秀な社員の証だ。若い社員は服の上から乳首の位置を探り当てて、ギュッと摘まんだ。

「い、痛い!」

社長はニヤニヤしながら、身体の自由を奪われた悦子のスカートの中に手を入れてきた。

「やめて!」

足を閉じて社長の手の侵入に抵抗しようとしたが、強い力の前では無駄な足掻きだった。

スカートは捲れ上がり、椅子の上で強引に足を開かれた。

「イヤーーーー!」

現れた悦子の下着を、社長は食いつくように覗き込んだ。しかし、直ぐに怪訝そうな表情を浮かべた。

「ん?事実関係が違うぞ」

「社長、どうしたんすか?」

「作品だったら、Tバックを穿いてるんだが、この女は普通の下着だ。見てみろよ」

「いやあ、見ないでええ!」

「じゃあ、こうすればいいんすよ」

若い社員が、下着のクロッチ部分を摘まむと、それを引き寄せて、割れ目にグイッと食い込ませた。

「あうっ…」

割れ目の中に食い込んだ布が、悦子の敏感な部分を刺激した。

「あっ?これは違うな?すんません社長、これだったらTフロントだ」

そう言った若い社員はにやけながら、グイグイとそれを引っ張りあげた。

「ああっ…」

布がクリトリスを擦って痛みを感じたが、それも一瞬だった。


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