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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第28話 研修、的屋の出店-4

 8つ目のテントではお菓子――グミやマシュマロ、団子やお餅、ゼリーや水飴といった柔らかいもの――が山積みされていて、その隣に3人の少女――【2番】、【22番】、【29番】の3人――がひきつった笑顔で控えている。 『調理師専門学校』が主催する『駄菓子詰め放題』という出店は、10棟のテントが並んだ中でも一番の人だかりが出来ていた。 事前に専門学校で作った手製の駄菓子を少女たちの身体に詰め込めるだけ詰め込み、詰め込んだ重さに応じて賞品の菓子をプレゼントするという。 【2番】は地面に正座してポッカリ口を開けていた。 【22番】は片脚を頭上にもちあげるY字をつくって股座の体内を曝け出していた。 【29番】はお腹を地面につけて海老ぞりながら、背中側で足首を掴んでお尻を割り裂き、拡がった肛門を真上に向けていた。 つまり3人はそれぞれ口、膣、腸を入れ物に呈する器なわけだ。 甘味が牝に振舞われる機会など、現代ではほとんどない。 ゆえに駄菓子とはいえ甘いものが貰えるとあっては、詰め込む側も本気になる。 言い換えれば、器たる少女たちのキャパシティを越えて駄菓子が押し込まれることに他ならない。 

 駄菓子を口に詰め込まれる【2番】の頬袋は、あっという間に満杯になる。 次は喉だ。 咽喉にぶつかると嘔吐してしまうため、咽喉ギリギリまで、つまり喉の通り道の一部が異物で埋まる。 ここで吐いてしまっては、せっかく駄菓子を楽しみにやってきた参加者は失格になってしまうわけで、それは【2番】の本意ではなかった。 自分を苛む対象とはいえ、参加者の気持ちはよくわかる。 そして【2番】にとって自分の身体は『器』なわけで、懸命に吐き出したい生理欲求を抑えつつ、ギリギリまで駄菓子を口いっぱいに頬張ろうとした。 もう本当に限界になった時は、目で参加者に合図をすれば、大抵の参加者は気づいてくれる。 総じて【2番】を器に選んだ参加者が、一番沢山の賞品を持ち帰ることになった。 一方【22番】。 【2番】以上に『器』として振舞おうと努力してはいたものの、如何せん膣にはさほどの容量はない。 子宮まで活用できれば更に沢山の駄菓子を頬張ることができるものの、その為には疑似妊娠を経て子宮口を膣まで下ろし、性感を最大に高めて子宮口を拡げることが必要になる。 【22番】といえども、まだ自分の子宮を『容器』としてあつかえるレベルには達しておらず、結果として、カンカンに膨らんだ膣へ更に駄菓子を詰め込まれ、駄菓子溢れるまでジッと耐えるのが精一杯だった。 【29番】は、容量的には最大のお尻を提供する。 けれど少女が取らされている『海老ぞり』という姿勢では、奥まで呑込む術はない。 腸の入口付近しか器として活用できないよう工夫された姿勢といえる。 直ぐに肛門から駄菓子を溢れさせる姿に、『もっとケツマンコ拡げなさいよ!』『まだまだ入るでしょう!?』と罵声が飛ぶも、それは無茶な話なのだ。 グイグイと腸を捻じ込まれるたびに半ば悶絶しつつも、それでも意識を失わない【29番】。 それは少女なりの、物品としての矜持だった。 駄菓子を限界まで頬張ったあとは、重さを計るため、盥に内容物を吐き出す作業がある。 あくまで上品に、静かにポロポロと吐きだす【2番】と、盥に跨って腰を激しく上下に揺らし、手を使わず駄菓子を振り落す【22番】。 【29番】は括約筋をそっと息ませ、あたかも産卵するウミガメのように、1つ1つ丁寧に排出した。



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