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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第10話 模擬エスコートB-2

 こんなに胸がムカムカするのは、入学した最初の週に、クラスメイトのウンチを頬張らされて以来です。 中で喋れなかった分、気づいたこと、気持ち悪かったこと、一頻り感想を話します。 今の気持ちを誰かに話さないと、とても消化できません。 やがて、

「……その辺にしとくべさ。 もう忘れる。 次の模擬店にいくから、お互いしっかり切り替える」

 自らに言い聞かせるような口振りで先輩が諭します。 私は小さく頷いて、まだ喋り足りない気持ちもありましたが、素直に口を噤みました。 

 さて。 気分を変えて、今度は寮の先輩方がやっている『マッサージ・ルーム』です。 身体もそうですが、凝りに凝った気持ちを解してくれればいうことありません――って、つい自分が『学園』にいることを忘れちゃってました。 あくまでエスコートの予行をしてるわけで、どんなお店かしっかりチェックしとかなくちゃ。

 ……。

 ……。

 ……。

 10分後。 私も【A4番】先輩も、教室に入る前と後でガラッと顔色が変わっていました。

「いや〜……うん。 これはお世辞抜きでおススメっしょ」

「……」

 独りごちる先輩に対し、私も無言で力強く頷きます。 

「これぞ笑顔、って感じだったし。 自然に笑っちゃえるなら、それが一番だってこと」

「……」

 うんうん、と横で素直にうなずきます。 まったくもってその通りだと思います。

 2組の先輩方のマッサージは、肌を合わせての『圧迫マッサージ』でした。 制服と襦袢を脱いだ先輩方が床に寝そべり、その上にかぶさるようにして横たわります。 さらにその上から、別の先輩がうつ伏せになってのしかかります。 こうして先輩方のおっぱいとオマンコに挟まれた状態で、さらに両サイドから2人の先輩が密着してきました。 ふくよかな肌に包まれて、でも汗ばむほど暑くはありません。 お客さんがちょうどいい体温になるように、先輩方が事前に水風呂やアイスノンで体温を冷やしていたからです。 真っ白な肌は滑々(すべすべ)で言うことありません。

 そうして先輩方の身体に包まれた状態で、同時に彼方此方(あちこち)のツボを指圧してくれました。 指だけじゃなくて、膝や肘も総動員です。 のべつまくなしに全身をほぐされ、思わず絶頂したみたいな吐息をついてしまいました。 それくらい、性的じゃない意味で気持ち良かったです。

 一通りツボを押してから、最後は4人が互いの腰に手を回し、思いっきり圧迫します。 圧迫しながら上下に身体をずらすので、身体中の血が先端に送り出されるようでした。 適切なたとえかどうか分かりませんが、お客さんの身体を『乳首』に例えると、四人の動きは『乳首をしごいて勃起させようとする指先の動き』です。 くにくにと乳房を押しつけられ、全身をシコシコされるうちに、身も心もすっかり軽くなりました。 

 さて、このフロアの最後は『アクセサリー作り』です。 ビーズや貝殻、ガラス玉でブローチやネックレスを手作りするという模擬店でした。 

 各テーブルにインストラクター役の先輩方が1人ずついます。 【A2番】先輩は『ネックレス』の席につきました。 すぐにインストラクターがやってきて、私達にお手本を見せてくれるそうです。 『どんなモチーフで作りましょうか』と尋ねられた【A2番】先輩は『貴方のオマンコ柄にして』と即答します。 面喰うか、と思いきやニッコリほほ笑んだインストラクターさん。 『承知しました♪』と首肯して、すぐにスカートを落します。 机に登って鏡の上にしゃがみ、【A2番】先輩と自分自身が同時にオマンコを見えるよう、身体をやや後ろに倒しました。 そうして『くすんだ中ビー玉』『肌色のキラキラした小ビー玉』『チリチリの毛クズ』『透明なビーズ』を組み合わせ、何重にも巻いた糸に通しながら『自分のオマンコ』を造形します。 中ビー玉が膣口で、小ビー玉は勃起したクリトリスでしょう。 毛クズが陰毛なら、透明ビーズはおまん汁です。 碌に手許を見ずに作業を進め、あっという間に光沢のある『おまんこネックレス』が完成しました。 すっごく器用なんですねぇ……感心しちゃいます。
 
 ただ、【A2番】先輩も負けず劣らず器用でした。 一度見ただけでコツを掴んだのか、テキパキとアクセサリーを組み立てます。 モチーフは『インストラクターのケツマンコ』にしたため、インストラクターさんは机にのぼって尻たぶを割り、自分の肛門をずっと晒しっぱなしでした。 【A2番】先輩は『もう少し拡げて』『中の具をみせて』『皺が邪魔だから、ピンと張って』みたくのべつまくなしに注文をつけます。 中にはうっとおしいポーズもありましたが、インストラクターの先輩は嫌な顔一つせず、ただ『畏まりました』とお辞儀をし、従順に指示に従うのでした。

 
 
 ……以上でBグループ生のクラス展示は終了です。 ザサッと急いで見て回っただけで、かるく1時間を超えました。 本番当日、来賓の方は1店舗にどのくらい滞在するんでしょうか? 急かすことなくテキパキ観覧できるよう、及ばずながら私もしっかり荷物持ちを勤めようと思います。 上手にエスコートするためには時間配分が鍵になりそうですよね。 まだ『メイン展示』を見ていませんし、文化部の発表にも触れていません。 そこら辺を踏まえた上で、キッチリ時間通りに回れるよう、しっかりイメージを膨らませようと思います。

 ということで、模擬店の次です。 部室棟にいって各種文化部のブースにお邪魔することになりました。 さっきよりも更に早足になった【A2番】先輩。 置いてかれたら大変です。 先輩が作ったアクセサリーを新しくアナルからぶら下げて、私もがに股全速力で歩くのでした。



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