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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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藤間優里処刑-5

テレビ画面に映し出される性器のアップにマギーは吐き気さえ感じ目を逸らす。男はこんな状況でさえニヤニヤしながらそれを見ているんだろうなと思うと、男と言う存在自体を疑いたくなる。

「私の方がキレイね。」
そう呟いた若菜は目を逸らさずにじっと画面を見ていた。マギーにとっては平然と見ていられる若菜が信じられなかった。

「良く見ていられますね…」
少し軽蔑の意を込めてそう言った。
「捜査において私はどんなものからも決して逃げずにしっかりと目に焼き付けないと気がすまない性格だからね。でも同じ性器でもこれがペニスだったら見てられるでしょ?」
「え…?そ、そうですかね…」
「何言ってるのよ。あんたさっきからテレビにペニスが映ると目で追ってたじゃないの?」
「!?(バ、バレてた!)そ、そんな事は…」
「ま、いいわ。異性の性器がテレビに映ったら思わず見ちゃうのが人間ってもんよ?ま、仕方がない事ね。でもこうなってくると次はサーガは何をするんだろうと期待を抱いてしまうのよ。特に男はサーガに期待する部分が大きいはず。結局最後に自分には被害ないでしょ?それどころかいいもんを見せてくれたと思う男は多いはず。結果、サーガを肯定的に受け止める人らが多くなるって事。世間的には酷い奴だと口にしながらも本心ではいーもん見せてくれてありがとう的な。今回の大統領選挙で支持率は拮抗してたものの開けてみればトリンプ氏が圧勝だったでしょ?それは隠れトランプ支持者がかなりの数がいた事が理由とされてるわよね?どうしてもヒロリー候補支持を公言しなきゃならない状況の中、実はトリンプ支持の人がメディアも読みきれないぐらいいた。それが怖いのよ。表向きは世論的にサーガを弾弓しつつも実際はサーガを支持してる人らがね。恐らく今、そんな人らが増えてる事でしょう。そのうち警察VSサーガの構図が出来たら世論を信じて悪を退治しようとしている警察を嘲笑うかのようにサーガ支持者が警察支持者を圧倒してた、なんて状況は十分に有り得るわ?サーガはそれを狙ってるのかも知れないわね。もともと警察を良く思ってない人らはたくさんいる。それが全部サーガ支持に回ったらとんでもない状況になるわ?まさに政府は倒されてサーガがニューリーダーとして日本を支配する日が来るかもしれない。」
「まさか…」
そんな理不尽な世界が来るだなど信じられない。しかしそんな世界が来るのを阻む為にも若菜の言う通りに全てを目に焼き付けるべきだと考え、マギーは女性器のアップで映るテレビに再び視線を向けたのであった。


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