投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

さおり、12歳
【ロリ 官能小説】

さおり、12歳の最初へ さおり、12歳 40 さおり、12歳 42 さおり、12歳の最後へ

元力士 T-1

 さおりの今回のお客様は、なんと元お相撲さんのT。
 元、と言ってもまだ引退直後でちょんまげも健在、季節はすっかり秋だと言うのに浴衣がけ、ダイエット中とは言ってもまだ120kgはある巨体、どこから見てもそこらのタレント以上に目立つ。
 しかし潜入は簡単、明け荷と呼ばれる大きな行李に潜めば良い、体重30kgのさおりが入っていても、怪力で鳴らしたTはさして重量を感じさせずに軽々と担ぐことが出来る。

「大丈夫?苦しくなかった?」
 ホテルの部屋に入って明け荷を開けた時、Tは心配そうに覗き込んだ。
 先輩たちの言うとおりの優しい性格のようだ。

 さおりとは初めてだが、30代半ばで独身のTは組織にとっては馴染みの顧客、先輩たちからTの人となりは聞いている。
「生真面目、照れ屋、笑顔が可愛い、気は優しくて力持ち」……評判はすこぶる良い。
 
「全然大丈夫です、流石ですね、ほとんど揺れないんですから」
「それだけが取り柄だから」
 さおりを軽々と横抱きにして明け荷から出してくれる、その抱かれ心地がまたすこぶる良い、パワーが規格外なのでフッと重力がなくなったかのように抱き上げられ、ふわりと下ろしてくれる、大きく張り出したお腹もぶよぶよではなく芯を感じる。
 一見すると極度の肥満体のように見えるお相撲さんだが、本当は相撲という格闘技に特化するように鍛え上げられた肉体なのだと実感した。
 
 それにしても、実際に目の前にするとやはり規格外の体格だ。
 現役時代のデータを見ると187cmで140kg、ダイエット中とは聞いているが、現在でも体重は120kgある、140cm、30kgのさおりと比べて、身長で47cm差、並ぶとみぞおちくらいまでしかない。
 平均的な成人女性の身長が160p、50kgだとすると、Tの身長は1.17倍、ダイエット中とは言っても体重は4倍になる。
 さおりは140cm、30kgと平均よりかなり小さい、つまり、さおりにとってのTは215cm、200kgの大男に相当するのだ。
 かなり経験豊富な成人女性でも215p、200kgの男と交わるのは怖気づいても不思議はない。
 しかし、さおりに不安はない、なぜならTはセックスに関してもかなり評判が良いのだ。
 
「体は大きいけれど体重をかけないように工夫してくれるから正常位でも大丈夫、すごく上手ってわけでもないけど丁寧に扱ってくれるよ、でも興奮するとちょっとワイルドになるの、パワーは桁違いだから押し捲られちゃう、それがまたいいのよ」
 先輩たちの中にはそれがきっかけで相撲ファンになった者もいるくらいだ。
 
 それにしてもやはり特別な雰囲気を漂わせている。
 巨体に加えてちょんまげと浴衣、鬢つけ油の香りが鼻をくすぐる。
 相撲に興味はなかったし、どちらかと言えばスマートな方が好みなのだが、お相撲さんがもてるというのも分かる気がする。
 
 
 いつもの「ストリップ」の間、Tは横向きに座っている。
 おそらくは横目でチラチラ見ているのだろう、後ろを向いてしまったBほどではないがシャイな性格が見て取れる。
 ちょっと悪戯心を起したさおりは、いつもとは少しだけ違う手順を取った。
 ブラウスのボタン外しを頼んだのだ。
 大きな体のTが小さくしゃがみこみ、太い指で窮屈そうにボタンを外す様は、思わずにっこりするほどに可愛らしい。
 その笑顔に気付いたTもにっこりし、お互いに感じていた軽い緊張も解けた。
 
「わぁ、やっぱり広いですね」
 いつもはシャワーを掛け合うだけで済ますところだが、正直なところさおり自身、興味を惹かれてTの背中を洗っている、思わず出た言葉には何のてらいもない、正直な驚きだ。
「ほら、私だと前まで腕が廻りません」
 戯れに抱きついて木の太さを測る時のように腕を廻すと、Tもにっこりとなる。
「今度はさおりちゃんの番だよ、前に廻って」
「はい」
 今度はTの大きな手で体を洗ってもらう……なんだか幼児の頃に戻ったよう……。
 


さおり、12歳の最初へ さおり、12歳 40 さおり、12歳 42 さおり、12歳の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前