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結びつく原罪
【ロリ 官能小説】

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おとぎの国の少女-2

エーヴァは起きて学のズボンに手を掛けた。そこは硬くなっていた。エーヴァは開けて中身を取り出し、指で玩びながら
「あたし、これは舐められるけど、先生でもお尻の穴は嫌。先生のことは好きなんですよ。」
「子供だからね。」
言われたエーヴァは学を口に含んだ。
「あら? 何だかもうにおいがしてる。」
「自分で出してきた。」
「じゃあ先生、今日は出してくれないんですか。」
「うん。いいよ。」
「見たいのに。」
「空っぽなんだ。」
「嘘。こんなに硬いのに? におい出さないようにちゃんと飲みますよ。」
エーヴァは先日、飲むことができないで、学はエーヴァの髪と顔一面に、我慢して溜めていた分を出してしまったのだった。においの証拠を消すのに、それで大分手間取った。
「ほんとは先生、口じゃ嫌なんでしょう。」
エーヴァは向き直ると、上を向いた学を自分に当てがい、膝に座り込んだ。重みでつるりと差し込まれた。奥まですんなり受け入れたものだが、これが少女の初めてであった。
「入った。先生、先生ので、あたし早く大人になれるんじゃないかな。」
「男と女の臭いところをくっつけたら、赤ちゃんができるんだぞ。」
エーヴァの狭さと中の熱さとで、既に学は漏らしてしまっていたのだった。
「エーヴァ、好きだよ。」
「あたしも。先生と結婚できないかなあ。」

おとぎの国はまだ暫く続くだろう。だが、いずれ原罪は少女の心からも顔を出して、少女は単なる一人の女に堕落するのだ。付き合わなくとも店に行けば充分だと思わせる大人になるだろう。学が嫌い、人間関係のもつれを生むのは心の原罪なのだ。原罪は、学の体を女と繋げ、反面、心は引き離した。
ふと学は、体にも原罪のない女がもしいたら、と想像してみた。動物的ににおう肉はなく、心が少女のようである女が、仮にいたならどうだろう。
その女から、人を傷つけるような堕落した人間は生まれないに違いない。動物的な性質を削ぎ落とした、真に人間的な人間が生まれるに違いない。そして、その女から生まれた人間なら、孤独な自分をも救ってくれるに違いない。
だがそれは遠い幻だろう。学はエーヴァの、原罪ある体とそれの無い心とを、せめて期限が切れるその時まで、このおとぎの国で頼りにしようと思った。


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