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尚代
【SM 官能小説】

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抵抗-1

 軽妙な音は尚代の股間からのようだった。音だけでなく、秘められた部分が時々引っ張られるような、くすぐったいような痛みを覚えた。
「えっ、いやっ……何してるの?」
 慌てて尚代が叫んだ。
「やっぱり、ここんとこ、刈っちゃうことにした。こんなに盛り上がって美しいのを刈り取るのは、ちょっと気が引けるけれど……邪魔なんだよ」
「さっきは、そこんとこ、……剃らないって言ったじゃない」
「ああ、……でもさ、約束って半分は破るためにあるんでしょう。……でもまぁ、これで貸しは無くなったからいいんじゃない」
「何言ってるのよ……違うじゃない」
「奥さん。ここで止めても良いけど……ご主人になんて言うわけ?虎刈りだよ」
「ひどいわ」
「ここまでしたんだから、ツルツルにしちゃおう」
「どうして、こんなひどいことするのよ。……女性にはみんなあるものなのに。……これじゃ、温泉にも行けない」
「俺は美しいものをみると、壊したくなるんだ。奥さんのこの毛は、しっとりとして美しい。綺麗な毛並みをしている。入りくんだヒダヒダを丁寧に隠してくれている。……こんな綺麗な飾り毛を見たことがないんだ。……だからね……もったいないけど……」
 そう言って、ハサミを動かしていく。残った毛がハラハラと湿ったシーツの上に落ちていく。花びらの脇も、尻の穴の回りも数ミリほど残して無くなっていった。
「さぁ、ハサミの出番は終わった。……見てみる?」
 男は鏡を手に尚代と顔を並べて、同じ目線になるように鏡を股間に持って行った。タバコ臭い顔が寄ってきた。
 尚代の目には、ゴマをまいたような赤茶色した楕円形の女の土手が目に入ってきた。
(こんなに生々しかったのかしら。……さっき、生娘の頃っていってたけれど、いろんなものが飛び出していて、淫猥だわ)
「さぁ、昔に戻った感想は?……どうかな。しげしげと見てるけれど……淫靡な幼女のできあがりってものだな。……でも幼女にしては、女のチンチンが皮剥けておっきく飛び出してる」
 尚代が恥ずかしく感じてることを言われ、思わず男の顔を見た。
「幼女だなんて……ずいぶん、ひどいことするのね……ああっ、ひぃっ」
 男が鏡を動かした。尚代の目には男の股間にそそり立つ凶暴な肉棒が飛び込んできた。
「ふふふ、これから、奥さんのマンコにお邪魔するんだぜ。触ってみたいだろうが、今はだめだ。お楽しみは最後にってな……」
 男は、立ち上がって、バッグからスプレー缶を手にして戻ってきた。相変わらず屹立には力が漲っていて、水平に飛び出していた。それを上下に揺らしながら。 
「どうだ、これが新しいご主人だ。……これが奥さんのマンコに入っていくんだぜ。改めてお見合いをしてみるか。……ああ、声も出ないところを見ると、まんざらでもないようだな。……もう、マンコが欲しくて疼いているんだろう」
 尚代は、男に言うとおり、下腹部が火照っている。媚薬の効果もるのだろうか。
 男は尚代の顔の前に肉棒をつきだした。ゆっくりとえらの張った亀頭部分から青筋のみえる竿の部分までをじっくり目の前に持ってきた。
「さぁ、見るんだ。この太さ……長さはどうだ?……これが欲しくて、女がすり寄ってくるんだ」
 肉棒の発する熱が尚代の顔に伝わってくる。目の前で、俺に付いてこいと言わんばかりに尚代を誘うようにユックリとリズムを刻んで振れている。
「ああっ……」
 尚代が唾を飲むのを見逃さなかった。
 男は、目を奪われたままの尚代の頬を亀頭の先で叩いた。
 硬く、熱いものが頬に触れた。
「どうだ、大きいだけじゃなく、硬いだろう」
 顔の前で合掌している指先にも触れさせた。まるで、屹立を拝んでいるようだった。


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