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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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面影-15

4発ヌイた事で性欲もある程度落ち着き理性を取り戻した喜多は、待合室の会話からこのマナミが千城で拉致されサーガにより風俗で働かせられている可能性が高いと感じた喜多は、当たり障りなく何気に聞いてみた。
「マナミさんてどこの人??」
少し表情が曇るマナミに気づく。
「どこだと思います?」
喜多は探りを入れる。
「俺さぁ、千城から仕事で来たんだけど、地元にはマナミさんみたいな綺麗な女の子いねーしな。マナミさんて洗礼された感じだから、やっぱ東京の人?」
千城と聞いた瞬間、明らかに動揺した。千城には何か関わりがありそうだし、やはり拉致され何らかの理由でこの店で働かされているのだろうと思った。しかしまさかマナミが千城から来た女だとは思わない様子で話をする喜多。
「まー訛りもないしさー、マナミさんみたいなのがいたらすぐに噂になるしな。いーなー、東京。マナミさんみたいな女がたくさんいるんだもんなー。」
「そ、そんな事ないですよ…」
笑顔を何とか繕ったと言うところか。プレイ中の態度とは明らかに異なる。もしサーガの監視下の元に置かれているなら恐らくこの部屋は隠しカメラで監視されているだろう。下手な動きや会話は危険だと判断した喜多は歯痒い思いをしながらもただの客を装う。
「普段からエッチなの?」
会話を変えてみた。
「多分…。いや、エッチですね。」
「そうなんだー!最高だね!」
「止めてくださいよ〜、恥ずかしいじゃないですかぁ。」
「ハハハ、悪い悪い。」
喜多は煙草を口にするとすぐさま火をつけるマナミ。今度は珍しくマナミから話しかけてきた。
「どうして風俗で働いてるのかは聞かないんですね?」
「ん?あ、ああ。だってそれは余計なお世話だろ?色んな事情があんだろ。詮索はしないよ、そーゆーの。」
マナミはニコッと笑い特には返事はしなかった。
「そろそろお時間なので、今、お名刺をお渡しせますね?」
そう言って名刺の裏に何やらメッセージを書いていた。
「メッセージは恥ずかしいからお店から出たら見て下さいね♪」
「ああ。」
喜多は名刺を財布に入れた。
「今日は楽しい時間ありがとうございました。また会いに来てくれたら嬉しいです。」
そう言って抱き着きキスをしてきた。
(ヤベェよ…、またヤリたくなっちゃうぜ!)
名残惜しそうに唇を離した喜多は、何か意味ありげな表情を浮かべるマナミに気付く。しかしドアが開きお別れの時がやってきた。マナミは足元に正座し深々と頭を下げお辞儀をしていた。そんなマナミを見ながらドアを閉める。
「ありがとうございました〜!どうでした?マナミさん?」
「いや〜、最高だったよ〜!」
「ありがとうございます!マナミさんは予約殺到なので次回はご予約をお勧め致します。」
「ああ、分かったよ。ありがとう。」
「ありがとうございました〜!」
喜多は出入口に向かう。すると出入口から1人の男性が入ってきた。
「マナミいるか〜?」
その男は店員に声をかけた。
「あ、今丁度終わった所です。」
「そうか。ちょっと5分借りるぞ?」
「どうぞどうぞ。」
男は経営者か何かであろうか。一言、偉そうだ。しかし喜多とのすれ違い間際、男が喜多の顔を見てハッとしたような顔をした。
「ん?」
不審に思った喜多。知り合いかとも思ったが、全く思い当たらない。しかし何とあちらから喜多に言葉をかけてきた。
「ご無沙汰です。フフフ」
「えっ…??」
しかし男はその言葉を残し中へと消えて行った。
(だ、誰だ??)
考え込む喜多。知り合いっぽいと思えば、どこかで見たような気がしない訳でもない。喜多は歩き出し店を出ながら考えていた。考え込んだまま歩き表へ出た。LINEで若菜が店が見える喫茶店にいると聞いていた。喜多はその喫茶店に向かった。


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