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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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面影-16

喜多が喫茶店に入ると、若菜がニヤニヤしながら待っていた。
「どうだった??スッキリした??」
「いや〜、4発もヌイちまったわ!ハハハ!」
「きゃ〜!和ちゃん絶倫〜!」
「ダハハ!」
頭を掻いて照れる喜多にマギーは顔をしかめる。
「サイテ〜。」
「るせぇわ。だってありゃヤバいぜ。魔性の女っちゃあーゆーのを言うんだよな。」
「で?で?どんな事したの??」
「まずな…」
喜多はマナミとのプレイを若菜に事細かく言わされた。喜多も喜んでペラペラと話していた。
「ヤッバァい。何かムラムラしてきちゃった♪」
昨夜バイブでオナニー出来なかった若菜は欲求不満気味である。思わず悶々とさせられてしまった。
「男って良く見ず知らずの人とできますね!しかもお金払って性を買うなんて、ホント、ヤダ!」
「ガキだなぁ、まだまだ♪」
「な、何よっっ!?」
言い合う2人を宥める若菜。そろそろ話を本題に戻す。
「で、マナミって人は見た事あった?」
「いや、ないね。しかし千城から何らかの理由であの店に連れてこられて働いてるのは間違いないな。待合室にいた奴らの話だと、他の嬢も同じ状況だろう。ところでウラホンって…」
「それはサーガが拠点としている裏本部でしょうね。そこで下條率いるアレフに謀反を起こす信者を集めてるんでしょう。そして各地でレイプした女性をそこに集めて監禁し、好き勝手してるんでしょうね。そして何らかの理由で必要なしと判断された女性を風俗で働かせている。もしかしてその風俗も覚醒剤の取引に使われてるかも知れないわね。」
「あ…、そーいや名刺貰った時にメッセージ書いたから後で見てくれと言われたんだった。」
喜多は財布からマナミの名刺を取り出し裏を見た。
「こ、これは…」
そのメッセージを見て驚いた喜多。若菜はそのメッセージを覗き込む。
「助けて下さい。私は橋元マナミと言って千城県城南市の明豊高校の教師でフレアに強姦され拉致されてます。お願い、助けて…。マギー、至急確認して!」
「は、はい!」
マギーはすぐさま城南警察署に電話をして橋元マナミなる教師の詳細を問い合わせる。
「これ、重要な手掛かりになるわ?」
「今すぐ乗り込むか?」
「いえ、ちょっと戦略を練る。」
若菜は考え込んだ。
「そう言えば、さっき帰り際にすれ違った奴がいてさ、俺を見てご無沙汰ですって言ったんだよ。でも全然覚えがなくてさ。でもどっかで見た事あるよーな、ないよーな…。」
「そー言えばさっき1人入ってったわね。」
「ああ。客かと思ったが、どうやら経営者か何かみたいだったな。マナミいるかと言って中に入ってったし。」
「知り合い?全然思い当たらないの?」
「ああ。ただ見た事あるよーな。でも見た事あっても随分前の話だと思うんだよな…」
若菜は険しい表情で少し考えた。そして呟く。
「サーガかも…。」
「えっ!?」
まさかサーガがこんなに簡単に自分の目の前に現れるとは思っていなかった喜多は驚く。
「サーガは田口と繋がりがあった事は分かってる。和ちゃんと田口は勿論知り合い。その繋がりで和ちゃんとサーガが顔を合わせていた可能性は十分ある。和ちゃん!見たことあるかないかではなく、面影を追って!」
「面影?」
「ええ。今の顔を追わないで、今の顔から10年、20年前の顔を想像して。残る面影を追って!」
「ああ…、分かった。」
喜多はさっき見た男の顔を脳裏に焼き付け必死で面影を追っていた。
「橋元マナミの身元が分かり次第突入するわ。」
若菜はマギーにそう言った。


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