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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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男嫌いのマギー-5

 タクシーに乗った2人は特に会話する事もなくホテルへ到着した。まだ杉山に支えられていないと歩く事もままならないマギー。杉山に体を支えられながらフロントへ行く。
 「鍵ちょうだい!」
ベロベロに酔いながらフロントマンにいきなりそう言った。
 「失礼ですが、お名前をお願いします。」
 「マギー。」
 「ま、マギー様ですか?少々お待ち下さい。」
フロントマンがパソコンを操作し宿泊名簿を確認する。
 「失礼ですが、マギー様というお名前ではご予約承っておりませんが…。」
しかし若菜の話では一度ホテルに寄り車を預けて来たと言う事であったので杉山はフロントマンに聞いてみた。
 「千城県警本部の上原若菜さんで2名、予約入ってないですかね??」
上原若菜と言う名前を聞くとピンと来たような素振りを見せた。
 「上原若菜様は夕方チェックインしていただきました。ではそちら様は菜月マーガレット様でよろしいでしょうか?」
 「そうとも言う…」
 「そうですか。畏まりました。ではこちらにご記入お願いします。」
チェックイン用紙を差し出すフロントマン。しかし大人しくそれを書く訳がないマギー。
 「えー、めんどくさ〜い。」
 「いや、でもこちらは書いていただかないと…。」
困惑するフロントマンに申し訳なく感じてきた杉山は酔っぱらうマギーに聞きながら代筆する。
 「ありがとうごさいます。ではお客様のお部屋は2005号室でごさいます。ごゆっくりどうぞ。」
鍵を受け取るマギー。
 「じゃあ一人で行けますか?」
心配しつつも女性を部屋まで連れて行く事に気が引けた杉山はフロントで別れようとした。
 「え〜、歩けなぁい。部屋まで連れてって〜!」
 「で、でも…。」
 「私を見捨てる気〜!?じゃあいい。ここで寝る!」
床に寝転ぼうとするマギーの体を慌てて引っ張り起こす杉山。
 「こ、こんなトコで寝ないで下さいよ…!わ、わかりましたよ、部屋まで連れて行きますから!」
 「当たり前よ〜!」
マギーは当然のように杉山に支えられエレベーターに乗る。ここまで酔っ払った女の相手などした事のない杉山はエレベーターの中でも特に会話を持つ事もなくただマギーの体を支えていた。
 エレベーターが到着し、マギーの代わりに2005号室を探す杉山。部屋の前に到着すると立ちながらマギーはウトウトしている。呼びかけても反応がない。仕方なく鍵を開けて中に入る。そしてマギーをそっとベッドに寝かし、ソーッと出て行こうとしたのであった。 


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